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<変貌する都市>2019年 港区

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久し振りに六本木から青山まで歩いて、途中の風景の変わり様に驚いた。

東京は日々刻々と変化する都市だから驚く方がおかしいのだろうが、それにしてもだ。

青山墓地の盆地のような地形から周りを見ると、新しい高層ビル群が墓石と競争するようにそびえている。

私には名状しがたい眺めだった。東京の景色はどこまで変わってゆくのだろう。


by photofujii | 2019-04-21 20:43 | 2019年代 | Comments(0)

<都会の墓標>2005年 新宿

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作家の石牟礼道子さんが亡くなって2ヶ月が経った。

石牟礼さんの文章の美しさや、的を射た言葉の鋭さにいつも驚かされた。

そのなかの言葉のひとつで、水俣病の患者さんたちと東京に抗議運動に来た時、

高層ビルが林立する都心の風景を見て、都会にそびえる高層ビルは墓石に見えると表現していた。

つまり私たちは毎日毎夜墓場のなかで生活し、墓場の中を目的もなくうろついているということか。

実感として私もそう思う。


by photofujii | 2018-04-12 17:45 | 2000年代 | Comments(0)

都市の幻影

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東京の町は変化が激しい。近頃は特に都心部だ。
新しい高層ビルは殆どガラス張りで、鏡のようなその壁面には思わぬものが映り込む。
銀座や新宿のように古くから路地の多い町では、思いもよらぬ風景が現れる。
この前も銀座を歩いていると、私の頭上を逆さになって人が歩いていた。
もちろん何かの反射による幻影だったのだが。
大都会の谷間には、幻想的な思いもかけぬ空間が潜んでいる。
by photofujii | 2016-06-17 14:51 | 2016年 | Comments(0)

空中のオアシス

近頃、ショッピングセンターやデパートの屋上がリニューアルされて面白いという。
で、都内から近県までいくつか行ってみた。
なるほど工夫をして地域や町の性格に合わせ、見せ方や客の楽しみ方を考えている。
古くからの町にある地元の百貨店では、老人や子供中心。
新しい郊外のショッピングセンターでは、若い家族中心
そして都心のデパートの屋上では、昼休みのサラリーマンや仕事先にゆく営業マンが
ひと時休んでリフレッシュできる空間。
人や車が行き交う地上の喧騒のちょっと上、音もあまり聞こえない高層ビルの谷間。
ほっと出来て四季折々の花もある。
客寄せではあっても、深刻な毎日を生きる都会の人間にとっては
貴重なオアシスであることも確か。
そこに佇む人の姿を見ながら、ふと、そんなことを思った。
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by photofujii | 2015-05-23 15:37 | 2015年 | Comments(0)

新しい町・生活の匂い

町が一新されたと聞いて、久し振りに日本橋室町の周辺を歩いてみた。
この辺りは、高校時代に入り浸った喫茶店があったので結構詳しいのだが、驚いた。
まったく知らない町に行ったようで、妙な気分になった。
昔は、人家と商店その間に事務所が並び神社があり、東京の中心部ではあったが、
生活感・生活の匂いがあった。
今は、細い道に入ると摩天楼の中を歩いているような気分になり、
表通りに出ると観光地にいるような気分になる。
あまり町の匂いがない。
それでも取り残されたように古い商店があり、まだこの町の姿は変わってゆくのだろう。
東京は変わり続けてゆく都市だし、これからオリンピックもある。
どんな姿になってゆくのか。
これからも新しい町の噂を聞きつけたら、軽佻腰軽るな私としては、
楽しみに出掛けようと思う。
そして、未だ変わらない古い町にも。
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by photofujii | 2014-09-12 16:38 | Comments(0)