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<消える記憶>2019年練馬区

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190530「消える記憶」2019年 練馬区

学生時代からあった食堂が閉店したと聞いて懐かしくなり、久し振りに学生街を歩いて来た。

といっても真面目な学生ではなかったから、この町への思い出は多くない。覚えているのは飲み屋と雀荘ぐらい。

記憶を頼りに歩いた裏通りや路地も一新していたが、それにしても今風の飲み屋とラーメン店の多さには驚いた。

居酒屋の看板には、飲み放題・値段幾等・料理お通し何品・何時間までと文句が並び、今時の世知辛い学生生活を充分に想像させた。

隔世の感を強くした一日だった。


by photofujii | 2019-05-31 15:08 | 2019年代 | Comments(0)

<過ぎ去る時代>2019年 杉並区

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平成から令和に変わった町を歩いて来た。

商店街には令和の文字が躍り、早くも平成は良き時代だったと懐かしむ声も聞く。果たしてそうだったのか。

ちょっと海を越えればドンパチ銃弾が飛び交う国もあったし、国内でも大きな災害や事故が数え切れないほどあった。

人はいやな事は忘れたいし思い出したくもないが、その当事者には忘れられない。

誰もが良かった時代なんてなかった筈だ。年号が変わっても、新鮮な気持ちなんてせいぜい23日で消える。

新しい時代に期待はしたいが。


by photofujii | 2019-05-06 21:23 | 2019年代 | Comments(0)

<身勝手な時代>2019年 中野区

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今は自分の利益や都合だけで行動する人が多過ぎる時代だ。タガの外れた締まりの無い時代とも云える。

町を歩いてよく目にするのが、食べ放題・飲み放題という看板だ。

この「放題」という言葉、近頃よく耳にするし目にする。勝手放題・言いたい放題・やりたい放題・

取り放題、テレビの有料放送には・見たい放題まである。

政治家や役人にとっては何でもやりやすい天国のような時代だ。

しかし世の中全般をみると、誰もが自由気ままに生きているわけではないし、生きても行けない。

だからこそ、この「放題」という言葉が多用され歓迎されているのだろう。


by photofujii | 2019-04-30 15:03 | 2019年代 | Comments(0)

<24時間営業>1985年 台東区

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生活や働き方改革の一環として、コンビニや飲食店の24時間営業・深夜営業の賛否が問われている。

年代によって意見も大きく違う。年寄りはせいぜい真夜中は徘徊するだけだから、店の営業なんか関係ない。

私の若い頃、深夜・明け方営業は飲み屋と立ち食いそば。さんざん飲んだ後の立ち食いそばはたまらなく旨かった。

それから始発に乗って家路、懐かしく思い出す。

ま、自分のくだらない思い出話しに浸る前に、深夜労働の現実と苛酷な情況を想像する方が先だ。


by photofujii | 2019-03-20 17:02 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<熱烈大衆>2018年 練馬区

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今ではあまり聞かなくなったが、戦後の一時期「大衆」という言葉が流行った。

もともと労働者・勤労者階級のことを指したのだが、政治や社会の大衆路線化もあり、なんでも大衆を付けた言葉で溢れかえった。

大衆作家・大衆小説・大衆酒場・大衆食堂・イワシやサンマは安いので大衆魚・大衆車・大衆化・大衆運動・大衆社会・大衆闘争と色々。

雑駁だが、今より熱気のある時代でもあった。


by photofujii | 2018-12-22 20:46 | 2000年代 | Comments(0)

生きにくい

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夕暮れ時、荒川の土手を歩きながらこの情景に出会った。20年ばかり前のことだ。
遠目には落書きに見えたのだが、近かずいてからこれは単なる落書きではないと思った。
土手の上から眺めながら、この人はどんな思いでこれを書いたのだろうと考えてしまった。
あれから時代の空気はどんどん深刻になってきた。
仕事や学校での重圧やいじめ・社会の分断と、子供や若者から老人まで私も含めて多くの人が、
日々の生きにくさを感じているはずだ。
一方で我が世の春という人もいるだろうが、さてそれがいつまで続くかだ。
栄枯盛衰という言葉もあるが、今はそう単純な話しではなくなっている。
社会全体で一層の意識分断も進み、世の中どんどんギスギス・カサカサになり、
ゆとりがなくなってゆくような気がする。
by photofujii | 2017-06-03 18:01 | 1990年代 | Comments(0)

子沢山の時代

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日本は今、少子化だ人口減だと騒いでいる。
しかし、戦後しばらくはどこに行っても子供が多かった。
特に下町は悪ガキが多く、路地にも公園にもうじゃうじゃ。
冬休みになると遊ぶ場所の確保にもひと苦労、グループ間で小競り合い。
それでも子供同士の暗黙のルールがあり、いつもの仲間ばかりでなく知らないグループとも暗くなるまで夢中で遊んだ。
親は生活に忙しく世の中も安全だったから、なんの干渉もされずに子供たちは心ゆくまで遊び惚けていた。
その中で自然と社会生活での人間関係や間合いを身につけ、大人になっていった。
大した学歴がなくとも真っ当に働きさえすれば、堂々と生きてゆける生活の知恵だけは皆持てた。
その60年前の時代から、今どれだけ生き易い社会になっただろうか。
by photofujii | 2016-12-10 16:02 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

見てきた情景・東京の80年代

大量消費時代の幕開けだったように思う。コンピューターの普及も加速し、
ディズニーランドがオープン、サラ金が大流行。日航ジャンボ機の墜落の他にも
悲しい事件があったが、全体として時代の雰囲気は、浮ついて地に足の着かない
ような世の中だった。
80年代末はバブルの絶頂期、私自身には他人事のように思え、
こんなことは長く続くわけがないという気持ちだった。
そして、日本では昭和天皇の時代が終わり、世界ではドイツ・ベルリンの壁崩壊、
中国・天安門事件と、少しずつ時代が動いてゆくように感じた。
1 池袋にて
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2 路上のパフォーマンス
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3 皇居前、昭和天皇との別れ
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by photofujii | 2014-03-14 21:08 | Comments(2)

落書きもしくは落書〈らくしょ〉の眺め

久し振りに若者の町を歩いた。店の代替わりの早さに驚いたが、道の両側、店の脇など
所かまわずの落書きの多さにも驚いた。
どうしてこんなに多いのだろうと思ったのだが、それと共に、書かれている絵や文字が同じようなパターンで、総て同一人物が書いたようにさえ思えた。
時代が同じような感覚や心理を好んでいるのだろう。
理屈っぽくなるが、ラクガキとラクショは同じではない。
この頃の落書きは目立つが個性や主張があまり感じられない。
一時代前の落書きには趣意の良し悪しは別として、書いた人のやむにやまれぬ心の奥底が出ていた。
それぞれに、時代の心の反映があるように思うし、消すにはもったいないような芸術の香り高いものもある。
翻って、我々の子供時代、車もあまり走らない裏通りで思いっきり好きなことを書いていた、あのハクボクや
ロウセキの感触を懐かしく思い出す。
1999年墨田区
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1993年渋谷区
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1995年頃北区
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2000年頃世田谷区
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2009年江東区
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2013年渋谷区
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by photofujii | 2013-05-19 21:51 | Comments(0)