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公衆電話の温もり

先日、久し振りに北千住の町を歩いた。小さな商店街や路地を抜け、荒川の土手に登った。
帰り道、何処からともなく男の大きな声が聞こえてくる。声はすれども姿は見えずというやつで、
気になって周りを見渡すとなんのことはない、狭い通りの向こうに公衆電話のボックスがある。
声の主はそこからで、老人が実に楽しそうに古い友人と長話をしている様子で、
自宅の外から誰に遠慮もなくという感じだった。
私の若い頃、個人の家に電話がないのは当たり前で、公衆電話の全盛時代だった。
友人やガールフレンドに連絡するのも公衆電話。
今のように便利なメールはなかったが、その代わり相手の息ずかいや感情まで手に取るように、
受話器に響いてきた。
どちらが良い悪いというつもりは毛頭ないが、新しいものが良いことばかりではない。
消えてゆくなかにも素晴らしいものもある。物の良し悪しは使い手によって違うのだ。
今、町中で電話ボックスを捜すのもひと苦労だ。
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by photofujii | 2016-01-23 17:58 | 2016年 | Comments(0)

電話ボックスの今

スマホや携帯の氾濫で、近頃は公衆電話の姿をほとんど見ない。
先日も都内でバス通りを40分ほど歩いたが、商店街で公衆電話はひとつも見なかった。
多分、通り過ぎたコンビニの脇にはあったのだろうが。
私の記憶でも、良く知っている地方の町で公衆電話を捜すのに苦労したことがあった。
まず地方から少なくなっていったように思う。
今、珍しく公衆電話を使っている人をみると、老人や外国の人ばかりだ。
そう思って緑の電話機を見ると、国際通話可・国内専用・表示なしと色々機種がある。
公衆電話の全盛時代、繁華街の電話ボックスの中にはエロカードがベタ貼りで、
電話をかけるのにも目がチカチカしたものだ。
どんなことにも云えることだが、それを必要とする人がいる限り、
誰もが便利に使える場所に、最低限の数だけは残してほしい。
効率や経済ばかりで世の中動くわけではないのだから。
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by photofujii | 2015-03-21 11:21 | 2015年 | Comments(0)