タグ:こども ( 5 ) タグの人気記事

一強

d0304870_17112272.jpg

近頃よく使われる「一強」と同義語に「断トツ」という言葉がある。「ぶっちぎり」の強さを指す。
良い意味に使うことが多かったが、この頃はそうとばかりは云えない。
国の政治だったり、業界の力関係だったり、あるいは子供の遊び仲間での勢力図だったりと色々だ。
それぞれの世界で軋みが出て深刻な事になる。特に国の政治では困る。
このスナップショットは30年も前に撮ったものだが、まわりの乗客は我慢に耐えておとなしくしていた。
その頃は車内でよく見かけた風景だ。今でも時々目にするが、乗客同士のケンカにもなる。
世の中ギスギスして自己中心になり、ますます生きにくい日常だ。
まわりの人への想像力が少しでも働けば、もっと穏やかな日々を送れるように思えるのだが。
[PR]
by photofujii | 2017-06-30 17:15 | 1990年代 | Comments(0)

デパチカ・デパオク

d0304870_16505425.jpg

都内のデパートは、地下鉄の改札口を出ると直ぐに地下の食品売り場に入れる店が多い。
先日も何気なく地下売り場に入って驚いた。週末ではあったが凄い込み方で、さすがデパチカ。
それで思い出したのだが、我々の小学生時代もデパチカは人気だった。
放課後いつもの仲間が全員集合、歩いて直ぐのデパートに向かい地下の食品売り場でさんざんお菓子の味見、おやつに飽きると屋上の遊園地で夕方まで目いっぱい楽しんだ。
その頃のデパチカ・デパオクは下町のジャリの天国だったし、
広い表通りも路地裏も思いのままの遊び場だった。
まだ貧しかった時代の楽しい思い出だ。
先日も長く続いた下町のこども遊園地が閉園した。
子供のオアシスがどんどん消えてゆく。
その分、今の子供たちの思い出もどんどん少なくなってゆく。
[PR]
by photofujii | 2016-10-01 16:54 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

落ち葉焚き

先日、私が住む地域の区報を読んでいてエッと思った。
法律や条令の基準に合った焼却炉以外では、落ち葉を燃やすことは原則として出来ないし、
罰則もあるという。燃やすごみとして出せということだ。
無論、私にも異議はない。
都会の舗装された道では落ち葉は土には戻れず、ただ風に舞うばかりだ。
近所の公園に行けば、子供たちがいっぱいに積もった落ち葉を全身で楽しんでいる。
出来ることなら、さらに焚き火で暖まったり焼き芋で遊べれば、どんなに楽しいことか。
今どき出来ない相談だが。
私の子供時代、お寺の境内や道端、どこでも焚き火で遊べた。
それが秋から冬への子供の遊びだった。そんなことは無理を承知で思うのだが。
落ち葉や焚き火はもう童謡・唱歌の世界にはない。
都会では、落ち葉は単なる「ごみ」になってしまった。
1
d0304870_11241035.jpg

2
d0304870_1124327.jpg

[PR]
by photofujii | 2014-11-21 18:03 | Comments(0)

夕暮れの踏切

秋の色が深くなって、私鉄沿線を歩いてみた。
車窓を眺めながら気がつくのは、踏み切りの多さだ。
渋滞や人身事故で、都心は立体交差や高架が進んでいるが
まだ私鉄には踏み切りが多く残っている。
買いもの帰りの踏み切りで、赤いランプの明滅とカンカンカンと信号音を聞きながら、
気がつくとその向こうで、藍色に暮れてゆく空をボーっと見上げている。
そして、とっくの昔に忘れてしまっていた童謡・童話の世界が戻ってくる。
古い友人や遠足のこと、学芸会や運動会のこと、
取り留めの無い記憶が、際限なく湧き出てくる。
踏み切りで待つほんの一瞬の時間が、誰の心をも穏やかにさせて家路に着かせる。
新しい発見をしたような気分になった。
1
d0304870_2114537.jpg

2
d0304870_2122039.jpg

[PR]
by photofujii | 2014-11-14 21:04 | Comments(0)

屋上遊園地

ショッピングセンターの屋上にある、都内で唯一という観覧車が
リニューアルされたと聞いて行ってみた。
50年近く続いていた営業を中止に決めたところ、周辺住民からの存続の要望が強く、
新しいゴンドラが登場した。
これは、自分の子供時代を懐かしむ大人達の声が大きかったのだろう。
分かる気がする。
私が子供の頃、デパートの屋上にはどこも遊園地があり、よく遊びに行った。
地下の食品売り場で、おやつ代わりの味見をしてから屋上に行って、
乗り物の動きや色々な音を聞いているだけで楽しかったが、
数年前にそこも閉鎖されてしまった。
その時にも行ってみたのだが、名状しがたいような懐かしさにジッと佇むばかりだった。
今の商業施設の屋上は、庭園にしたりイベント広場になったりで、
子供時代の思い出を残すような場ではなくなってしまった。
2014年
d0304870_11244428.jpg

1960年
d0304870_11251218.jpg

[PR]
by photofujii | 2014-11-09 11:27 | Comments(0)