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<消える記憶>2019年練馬区

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190530「消える記憶」2019年 練馬区

学生時代からあった食堂が閉店したと聞いて懐かしくなり、久し振りに学生街を歩いて来た。

といっても真面目な学生ではなかったから、この町への思い出は多くない。覚えているのは飲み屋と雀荘ぐらい。

記憶を頼りに歩いた裏通りや路地も一新していたが、それにしても今風の飲み屋とラーメン店の多さには驚いた。

居酒屋の看板には、飲み放題・値段幾等・料理お通し何品・何時間までと文句が並び、今時の世知辛い学生生活を充分に想像させた。

隔世の感を強くした一日だった。


by photofujii | 2019-05-31 15:08 | 2019年代 | Comments(0)

<天空と地底の都市>2019年渋谷区

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狭い国土の我が国、特に東京の町を歩いて懐かしさと共に満杯で息苦しいと感じる時もある。

地上がだめなら上と下へ拡げるしかないわけで、高層ビルと地下街の建設ラッシュは当たり前。

近頃感じるのは、地下鉄のホームがどんどん地底深くになってゆくことだ。

若い頃読んだ空想科学小説に、未来の都市で地下鉄のトンネルが余りに多く掘られ複雑になって四次元の世界になり、

車両が我々の生きる三次元の空間に戻れず永遠に走り続け、その音だけが聞こえるという筋書きだった。

それが現実になりそうな、今の東京だ。


by photofujii | 2019-05-25 21:02 | 2019年代 | Comments(0)

<行列の店>2019年 北区

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テレビや雑誌を見ていると、飲食店や食べ物の情報が驚くほど多い。

そこには絶品・大繁盛・行列・大盛り・人情店主と同じような言葉や文字がどんどん出てくる。

いつの間にか日本中がグルメになり、爆食しているような雰囲気だ。

忙しい生活ですぐにキレルような毎日でも、人気ラーメン店などでは急に我慢強くなって、長蛇の列をじっと耐えて待つ。

私はどんなに美味しい店と云われても、忍耐力がないので並んだことはないが。


by photofujii | 2019-05-21 14:34 | 2019年代 | Comments(0)

<町の味>2019年 北区

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何十年ぶりに岩淵の町を歩いて来た。

荒川・隅田川・新河岸川が合流する江戸時代の宿場町で、静かな趣のある町だった。

当然のごとく大いに変わった町の姿を想像し、あまり期待していなかった。

前に歩いた時にあった東京23区内で最後の酒蔵は残念ながら無くなっていたが、普段の生活から目線をちょっと変えて歩くだけで、色々な発見がある。

昔の町の面影が所々に残る裏通りを歩きながら、知らない町を充分に旅したような新鮮な気分になった。

心穏やかな楽しい一日だった。


by photofujii | 2019-05-15 19:59 | 2019年代 | Comments(0)

<フルーツパーラ>2019年 豊島区

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190511「フルーツ・パーラー」2019年 豊島区

元号が変わって、昭和や平成を話題にした懐古趣味的な空気が強い。

この前思わぬ所でフルーツ・パーラーを見つけ、柄にも無く懐かしくなった。これも懐古的気分かも知れない。

子供の頃グリルやフルーツ・パーラーという響きはモダンな感覚がして、大人になる前の甘い香りがした。

高校生になると喫茶店を「サテン」と言って、大人になった気分だった。

今の子供たちには、新しい新鮮な時代感覚で大人に育ってほしい。


by photofujii | 2019-05-11 20:30 | 2019年代 | Comments(0)

<過ぎ去る時代>2019年 杉並区

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平成から令和に変わった町を歩いて来た。

商店街には令和の文字が躍り、早くも平成は良き時代だったと懐かしむ声も聞く。果たしてそうだったのか。

ちょっと海を越えればドンパチ銃弾が飛び交う国もあったし、国内でも大きな災害や事故が数え切れないほどあった。

人はいやな事は忘れたいし思い出したくもないが、その当事者には忘れられない。

誰もが良かった時代なんてなかった筈だ。年号が変わっても、新鮮な気持ちなんてせいぜい23日で消える。

新しい時代に期待はしたいが。


by photofujii | 2019-05-06 21:23 | 2019年代 | Comments(0)