<   2018年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧

<黄昏の踏切>2002年墨田区

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ラッシュ時の渋滞と痛ましい事故も続き、鉄道はどんどん高架線に変わり踏切も減ってきた。

良い事に違いないのだが、一方で私などには寂しさも感じる。

家路に向かう夕ぐれ時、あのカンカンカンと鳴る信号機が赤く明滅する情景。

電車が通り過ぎる待ち時間まで楽しかった。もちろん宿へ帰る旅路の踏切も同じこと。

新しく変わることでなくなってゆく楽しみもまた多い。


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by photofujii | 2018-06-26 15:04 | 2000年代 | Comments(0)

<梅雨の情緒>1991年浅草

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180621「梅雨の情緒」1991年 浅草

うっとうしい梅雨だが、陰気なことばかりではない。

下町の夜、雨で濡れた路地を歩いて思わぬ幸運に出会うこともある。

料亭の玄関先で客を送る女将や芸者さん。和風の雨傘を差して淡い灯かりに佇む姿。

なんとも云えない風情、この季節だけの心に深く沁み入る情緒だ。


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by photofujii | 2018-06-21 20:49 | 1990年代 | Comments(0)

<梅雨の晴れ間>1985年浅草

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梅雨の晴れ間に青空を見ながら歩くと、なにやらホッとする。

下町の路地裏では傘の干し方にも風情があったし、

古い団地の窓から一斉に色とりどりの雨傘が出ているのも、楽しい風景だった。

此の頃は洒落た傘も多いが、ビニールの透明傘は色気がない。

そういえば日本には昔から、蛇の目傘という色気たっぷりの傘があった。


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by photofujii | 2018-06-16 17:16 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<ワイドショーは花盛り>2014年新宿

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暇なので昼飯を食いながら、テレビのワイドショーをよく見る。

忙しかったころは見たこともなかったから、ヨクヤルヨと思いながらも感心して見ている。

ワイドショーだから政治・経済・芸能・生活と幅広くニュースを伝えるのだろうが、

チャンネルを変えてもどの局も同じ内容だ。

つまり日本中が同じ時間帯に同じスキャンダルを見詰めているということか。

石川五右衛門ではないが、今の日本は「世にワイドショーの種は尽きまじ」というところか。


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by photofujii | 2018-06-11 16:14 | 2014年 | Comments(0)

<日常への旅>1999年葛飾区

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若かった頃、長い旅によく出かけた。あんな遠い所までよく行ったものだと思う。

歳と共に長旅はもういいやと思うようになったが、知らない町を歩きたいという気持ちだけは変わらない。

我が家から30分も電車に乗れば、遠くに山影も見え幾つもの川を越え鉄橋を渡る。

視点を変えて歩けば、いつもの町にも新鮮な発見がある。それだけで充分に旅した気分だ。


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by photofujii | 2018-06-06 15:54 | 1990年代 | Comments(0)

<怒りの矛先>1988年 新宿

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不愉快な事が続く。このごろの我々は怒るべき相手に対して、真っ直ぐに憤ることが出来ているだろうか。

問題の本質を隠されたり変えられたりで、どこに怒りをぶつけるかさえ迷ってしまう。

社会にエネルギーがあった頃、周囲から何と云われようと、孤立無援でも自分の主義主張を貫く人がいたし、それが社会を変える切っ掛けにもなった。

同調社会の今では考えられないが、不正に対して怒ることだけは忘れたくない。


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by photofujii | 2018-06-02 11:57 | 1970年代~80年代 | Comments(0)