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さくら日和

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日本列島を桜前線が走り出した。この季節、誰もが気もそぞろ。
どうして日本人はこう桜が好きなんだろうと思うのだが、私も桜は大好き。
昔から桜は国花・花王と呼ばれ、花といえば桜を指してきた。
辞書を引いても桜の項目は分量が多い。言葉や生き物・食べ物の名前にも桜が使われてきた。
そして、散りぎわの潔さから国家の政策にも利用され、国民は痛い目にあった。
平和といわれる今の時代にも、そんな残滓が未だ残っているように思える。
企業や集団の花見の宴でも、全体のために一人ひとりの姿がなくなってゆくようなシーンを見ることもしばしばだ。
桜をめぐる情景は美しくも複雑だ。
まあ固いことを云うのはやめよう。せっかくの花見酒が不味くなるといけないから。
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by photofujii | 2017-03-31 16:07 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

春闘

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今年の春闘は峠を越したらしい。「春季闘争」が正式な呼び方だ。
毎年の賃上げ要求の他に、今年は働き方もテーマになった。
労働運動で忘れられないのが60年にあった三井三池炭鉱の争議だ。
国のエネルギー政策に対する、炭鉱労働者の一年に及ぶ闘いだった。
60年は安保闘争もあり政治家へのテロもあり、騒然とした時代だった。
階級闘争としての労働組合の活動も激しく、今の組合活動とは比較にならない。
今は時代がそれだけ良くなったということか。
この写真は三井三池の炭鉱労働者が上京し、国会議事堂の周辺で闘争運動をした時に撮ったものだが、
家族の生活を命がけで守る労働者の顔は、イキイキとして強く素晴らしい。
いつ見ても惚れ惚れとする顔だ。
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by photofujii | 2017-03-25 16:09 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

卒業パーティー

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40年以上も前、安保闘争も学生運動も鎮まり、70年代後半の日本は経済目線まっしぐら。
何事も派手にやることが流行り、社会全体が熱に浮かされていた。
その頃の忘れられない記憶のなかに、女子大生の卒業パーティーがある。
金回りが良くなってきた世の中の気持ちを象徴するように、都心の豪華ホテルでドーンと派手なパーティー。
みんな舞い上がっていた。
卒業記念の海外旅行が当たり前になってしまった今、誰も驚く人はいないだろうが、
当時の私のびっくり仰天した気持ちは、今でも鮮明に覚えている。
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by photofujii | 2017-03-17 16:42 | 2017年 | Comments(0)

へび屋

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今、ジビエが人気らしい。野生動物の肉を食べることだ。
私も色々と食べてきた。ざっと思い出しても「熊・いのしし・鹿・クジラ・イルカ・雷魚・
ウミガメ・スッポン・へび」と切が無い。
大分前のことだが中国に行った時、地方の市場で食用に売っていたサルやゴキブリを見て、
さすが中国だと感心した。
私が育った下町の近所には、へび屋が何軒もあり漢方薬も扱っていた。
そのなかの一軒が生きた蛇を食べさせ、私もその店で食べたことがある。
ガラスケースの中にいる生きた蛇を取り出し、目の前で料理してくれる。
はっきりとは覚えていないのだが、肉は生か串焼き、皮と骨は焼いて食べ、
しぼった血はまだピクピク動いている心臓と共に焼酎に入れてグッと飲み干す。
一匹余すところなく食べられる強壮剤だ。
考えてみれば牛や豚の飼育を始める前、人間は野生動物を食べていたのだし、
人間も他の動物に食べられていたわけだ。
野生を失ってしまった人間も、食べることに関しては今も獰猛だ。
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by photofujii | 2017-03-10 16:23 | 2017年 | Comments(0)

認知症社会

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近頃、高齢者の運転事故が激増している。子供や若い人が巻き込まれることが多い。
そこで免許更新時に認知症診断をするという。自動運転の技術開発も進んできた。
それでも事故がなくなるわけではない。
戦後のカーブーム時代からズッと運転してきた人が、
高齢になったからといってピタリと車を手放すわけがない。
日常の生活環境も激変し、クルマがなければ生きてゆけない高齢社会になった。
この廃車の山は、40年以上も前に撮ったものだ。
クルマ社会が始まったその頃、
旅の途中で汽車の窓からこんな風景がどこに行っても日本中で見られた。
問題が起きると慌てて騒ぎ、対策が後手にまわるのが我々のお国柄だ。
今、「死ぬまで現役」などともてはやす社会の雰囲気のなかで、
国や役所・企業や専門家は、高齢者ドライバーの多発事故は予想が出来たのではないか。
それとも世の中全体で認知症が進んでいるのか。
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by photofujii | 2017-03-04 20:51 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)