人気ブログランキング |

<   2016年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

時代は万華鏡

d0304870_1628384.jpg

ガラス張りの高層ビル群のなかを歩きながら、いま地震がきたらどうなるだろうと思った。
都会の林立するビル街を歩く時、いつもそう思う。

それにしても威圧するように輝く巨大なガラスの塊、怪獣のようにも見える。
光線や見る角度でいくつにも違って見える光景は、まるで万華鏡のなかを歩いているようだ。
くるくる回しながら見る幻想的な万華鏡の世界も、
三角鏡の筒を開ければ小さな色紙がパラパラっと落ちてくるだけ。

極めて現代的なガラスビル群の風景と万華鏡のからくりが重なってくる。
by photofujii | 2016-05-27 16:31 | 2016年 | Comments(0)

パフォーマンス社会

d0304870_1546032.jpg

東京は谷中の町を歩いていると、神社の境内の向こうにビルの壁をよじ登っている人を見つけた。
よく見ると作り物で、ビルの看板のようなものだった。
数日後、渋谷の高層ビルの景色のなかで、凸凹の人工の壁によじ登っている人がいた。
今度は本物の人間だった。いま流行りのスポーツだという、まるで蜘蛛男のようだ。
我々が若い頃にも似たようなことをやっていたが、もっと単純で素朴なものだった。
スポーツばかりでなく社会が複雑に変質し、毎日のようにどこかでフェスティバルやイベントがあり、
主催者のシナリオ通りに群衆が盛り上がる。
普段の生活自体が、文字通りお祭りさわぎの毎日という感じだ。
d0304870_15472562.jpg

by photofujii | 2016-05-21 15:49 | 2016年 | Comments(0)

孤立

d0304870_15312066.jpg

賑わう街角で、ふとそこだけ孤立した空気の流れを感じることがある。
その存在の周りだけ、異質な空気が流れている。
都会生活への飢餓感か、それとも冷えた感情の希薄感か、群衆のなかの孤独というところか。
一瞬、迷宮に踏み込んだような気持ちになる。
by photofujii | 2016-05-15 15:32 | 2016年 | Comments(0)

視線

d0304870_21205231.jpg

子供の頃、大人から人と話す時は相手の目をしっかり見て話せと教えられた。
それで相手と視点を合わせながら話すのが癖になった。
だから人から睨むなと云われたりガンをつけたなと云われてトラブったこともある。
この頃良く見ていると、エスカレーターの上り下りで擦れ違っても顔を伏せていたり、
眼にピントが合っていない人が多い。歩いていてもそうだ。外国人の視線は真っすぐだ。
「目は口ほどに物を言う」で熱い視線は大切で必要だ。
その熱い目でじっと見詰めれば、恋の成就も100パーセントだ。
by photofujii | 2016-05-08 21:23 | 2016年 | Comments(0)