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夏終わる

夏休みも終わり、新学期に入った。
調査・統計によると、新学期が始まる前後に子供たちの自殺が集中しているという。
それを裏付けるような事態が続いているし、忌まわしい事件も続く。続き過ぎだ。
川崎の少年事件から丁度半年で、また中学生の事件。
社会のタガが外れてしまったようで、恐ろしい気がしてくる。私の気持ちもそれに慣れてしまうようでいやだ。
先日、中央線沿線の駅前からバスに乗った。私の後ろから中学生・高校生とおぼしき少年が乗ってきた。
彼らは席に座ると揺られながら同時にノートと参考書を膝の上に開いて、一心不乱に書込みを始めた。
頑張ってるなあと思いつつも、君たち夏休みを楽しんだかいと、そっちの方が気になった。
彼らにとって、今が一番楽しい青春時代のはずなのだ。
世の中の流れに無理矢理のせられているような、今の時代の子供たち。
夏休みを楽しみ過ぎて後悔している私には、云うべき言葉が出てこないのだが。
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by photofujii | 2015-08-26 20:03 | 2015年 | Comments(0)

70年目の九段

世間では戦後70年と大いに騒がしかったのだが、8月15日・九段の杜はいつもの年と変わらなかった。
というより今までで一番静かな8月15日だった。私はそんな印象を持った。
ここ30年ばかり8月15日の靖国を正午をはさんだ数時間、定点観測的に撮っているのだが、
なぜか今年はそう思えた。
安保法案や近隣の国との関係、そしてなによりも多数の国民の意識の変化と覚醒。
色々な要素が、毎年この境内に興る大きな声を少なからず静かにさせたのかもしれない。
警備も固かった。
いつも九段坂の途中で眺めるお堀の睡蓮の花・美しい葉の緑は今年も変わらず見事だった。
年々歳々花は変わらず咲くが、人の世は日めくりのように変わってゆく。
さて71年目の来年、九段の杜は。
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by photofujii | 2015-08-19 15:37 | 2015年 | Comments(0)

みんな70年生きた

今年も8月15日がくる。敗戦からスタートした戦後の70年。これは人の一生の長さにも等しい。
日本の戦後のみならず、世界の人々にも同じ70年の日があった。
人間が引き起こす戦争や事故・災害は今も変わらず続く。
科学や技術の進歩が、人にさして幸せをもたらしたとは思えない。
度を越した拝金社会が若者の絶望を呼ぶ。それでも若者が拓く未来に望みをかけたい。
世界でも中国・韓国でも社会を変えようと立ち上がったのは、いつでも若者だったから。
マスコミも広島・長崎・終戦と恒例のごとく騒いても、その日が過ぎればピタリと静かになる。
のど元過ぎれば熱さを忘れるで、結局我々は70年の経験から何も学ばなかったとしか思えない。
だから次代の若者には切に期待したいのだ。
さて節目の8月15日、今年の靖国は変わるのか、変わらないのか。
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by photofujii | 2015-08-13 18:41 | 2015年 | Comments(0)

川崎

川崎で2月に少年事件があってから、もう半年が過ぎようとしている。
この種の事件があっても、通常、私は現場には行かない。
それはどんなに思いや感情を持ったとしても、しょせん自分はヤジ馬でしかないと思うからだ。
でも、この少年の事件は妙に心に引っ掛るものがあった。それは少年の生い立ちだ。
故郷の離島での生活と新しい生活の場である川崎の町との余りにも違いすぎる落差、そしてあの笑顔。
多くの人が遠方から追悼に訪れたのも、私と同じ気持ちだったのではないか。
私が初めて現場に行ったのは3月。
それ以降も変わらず多くの人が訪れていることも知った。
川崎市は6月末に現場の献花や供物を片付けた。
5月には簡易宿泊所の火災もあり、もう一度川崎の町をじっくり歩いてみたいと思った。
7月に少年の現場も再訪した。
季節も移り、工場と古い水門と川に囲まれたその河川敷は緑萌え、
目の前の多摩川にはレジャーボートも走っていた。
事あるたびに二度と繰り返さないという言葉が並ぶが、
あれから何度も同様のことが起きている。
飽きるほど諦めたいほどの、変わらない現実がある。
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by photofujii | 2015-08-08 10:10 | 2015年 | Comments(0)