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桜咲く上野の山

今年も花便りだ。環境破壊だ温暖化だといっても、花や木は健気に
毎年しっかり咲いてくれる。人間が悪さをしても動物や植物はじっと我慢だ。
今年の花見は、外国からドッと観光客が押し寄せて大騒ぎになるという予想もある。
私も花見の名所にはあちこち行っている。松山・京都・高遠・秩父・会津・弘前・松前
こんな所を思い出すが、どこもその土地の雰囲気を色濃く残して忘れられない。
我がふるさと上野の山もバブル前までは穏やかな花見が出来たが、
バブルの時代になると雰囲気がガラッと変わってしまった。
長屋の花見とまでは云わないが、それまで少人数で慎ましくやっていたものが、
旅の恥は掻き捨てとばかりに、裸で飛び回るは一升ビンのラッパ飲みはするわ、
煙もうもうのドンチャン騒ぎ。
時代の気分や空気を知るには、上野の花見が一番わかりやすいと思ったほどだ。
さて、今年もどうなることか。
1 バブルの前
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2 バブル時代
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by photofujii | 2015-03-28 18:31 | 2015年 | Comments(0)

電話ボックスの今

スマホや携帯の氾濫で、近頃は公衆電話の姿をほとんど見ない。
先日も都内でバス通りを40分ほど歩いたが、商店街で公衆電話はひとつも見なかった。
多分、通り過ぎたコンビニの脇にはあったのだろうが。
私の記憶でも、良く知っている地方の町で公衆電話を捜すのに苦労したことがあった。
まず地方から少なくなっていったように思う。
今、珍しく公衆電話を使っている人をみると、老人や外国の人ばかりだ。
そう思って緑の電話機を見ると、国際通話可・国内専用・表示なしと色々機種がある。
公衆電話の全盛時代、繁華街の電話ボックスの中にはエロカードがベタ貼りで、
電話をかけるのにも目がチカチカしたものだ。
どんなことにも云えることだが、それを必要とする人がいる限り、
誰もが便利に使える場所に、最低限の数だけは残してほしい。
効率や経済ばかりで世の中動くわけではないのだから。
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by photofujii | 2015-03-21 11:21 | 2015年 | Comments(0)

駅前食堂の定食

ちょっと前までは、東京でも地方でも、電車を降りると、
どんな小さな町にも必ず駅前食堂や駅前旅館があった。
若い頃、旅に明け暮れていた私は、駅を出ると定食屋に入り予約もしないで
駅前の商人宿に泊まったものだ。もちろん相部屋は当たり前だった。
だから今でも駅前食堂ののれんをくぐり、定食のおかずで一杯やるのが楽しい。
初めての町に夜遅く着いても、駅を出れば小さな商店街の明かりや
交番の赤い灯火にホッとしたものだ。
ちょっと前までは、東京でも地方でも電車を降りると、どんな小さな町にも
今どこの駅に降りても、改札を出るとコンビニ・スーパー・弁当屋・ハンバーガー・
ラーメン店、はたまた学習塾・歯医者・スポーツクラブ・ドラッグストア・
100円ショップと、まるで日替わりランチのように店もどんどん変わってゆく。
今の子供たちも大人になれば私が感じたように、
きっと駅前のそれを懐かしく思い出すに違いない。
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by photofujii | 2015-03-14 17:03 | 2015年 | Comments(0)

晴海埠頭へ

もう10年以上もご無沙汰していた晴海埠頭へ、勝鬨橋を渡ると急に行ってみたくなった。
昔からここは東京のデートスポットで、若モノにとってはあまり人の気配も無く
静かで人気の場所だった。
まだレインボーブリッジも高層ビルもなく、目の前には広々と海があるだけだった。
銀座から晴海通りを右折し、国際貿易センターの間を通って客船ターミナルまで来ると、
イベントもなく船も着いていない日は特に静かで、心が落ち着いたものだ。
今、素敵な客船ターミナルの上からは大きなレインボーブリッジ、新橋や築地の
景色も手に取るように見えて楽しい。
ユリカモメの群れも海に浮かぶ春の暖かい日、眠くなるような風景が目の前に開ける。
都心のひと隅にある、数少なくなった貴重なエリアだと思う。
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by photofujii | 2015-03-06 16:38 | 2015年 | Comments(0)