人気ブログランキング |

<   2014年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ひとりで生きる時代

ようやく春らしい明るい日差しになってきたのに、日々のニュースには楽しくない
文字が目につく。
萌えるような新緑の気分にはほど遠い。
ひとり暮らしの高齢者が急増し、特別養護老人ホームの入居待ち老人が50万人以上いる。
状況は益々厳しくなる。有料老人ホームに入居できるのは経済的に恵まれた極く少数の人だ。
私自身はとても経済的に無理だし、又、入ろうとも思はない。
先日も、叔母が入居している有料老人ホームに行ってきた。
子供や孫もいる叔母だが、
ひとり暮らしの方が気楽で良いと明るく云う。
はたして心の内もそうなのだろうか。
私は、いつでもその帰り道、気持ちが落ち込んでしまう。
これからの社会構造、職業、経済を考えると、今の若い人にもひとり暮らしが多くなるだろう。
永い年月の独居生活は精神的にも辛いし、晩節を全うするのは容易なことではない。
国は国民を守らないと思う覚悟がいる。後期高齢者という味気ない用語がある。
更なる高齢化社会で、末期高齢者・断末魔高齢者なんて言葉も出来るかもしれない。
1
d0304870_10224952.jpg

2
d0304870_10233447.jpg

3
d0304870_10241035.jpg

by photofujii | 2014-04-26 10:26 | Comments(0)

何か変わったか

先日の冬に戻ったような寒い日、都心の川沿いの道を歩いた。
見晴のよい広場に出ると、大勢の人が何かを待っているように佇んでいた。
老人から若者、荷物を抱えた人、手ぶらの人と様々。
と、皆一斉に同じ方向へ歩きだした。結構速い足取りだ。
広場の奥を見てようやくわかった。
支援団体の人たちが炊き出しの準備をし集まった人達に食事を用意していた。
こういう情景は今まで何度も見てきたし今も続いている。
少し前のことなどすっかり忘れて、株が上がった消費税だと
マスコミも声を張り上げて騒いでいるし、悦に入っている人もいる。
だからどうしたと云われればそれまでだが、誰だってそういう状況になりたくて
なったわけじゃない。
身の上が少し変われば誰でも同じ状況になるのが今の社会だ。
毎日の暮らしのなかで、そういう生活者がいる現実を、ほんの少々頭の隅に入れておく
だけで、世の中の空気も違ったものになるのではないか。
本当に何か変わったのか。
1
d0304870_17141659.jpg

2
d0304870_17151220.jpg

3
d0304870_17155083.jpg

by photofujii | 2014-04-19 17:17 | Comments(0)

企業戦士が元気だった頃

4月になると、急に新人の姿が街で目につく。
新入社員・新入生と、その姿を見ている
こちらも何となく明るい気持ちになる。でもすぐに思い直す。
新人たちの一年後はどうなっているだろう。
小中学生のこれからの受験戦争も。
ま、余計なお世話なのだが。
それで思い出したが、もう50年以上も前、
丸の内でサラリーマンの顔を撮影したことがあった。
そう思ってみればだが、今のサラリーマンの顔とは微妙に違ったような気がする。
私も一時は企業にいた人間だから分かるのだが、その時代は、よっぽど個人的な
落ち度でもないかぎり、会社を首になることなどなかった。
終身雇用という制度が、企業戦士たちに落ち着きと自信と安心を与えていたのではないか。
今のような過酷な雇用状況のなかで、新入社員たちはこれからどんな顔になってゆくのだろうか。
ふと、そんなことを思ってみた。
1
d0304870_17164048.jpg

2
d0304870_17171930.jpg

3
d0304870_1718029.jpg

4
d0304870_17185350.jpg

5
d0304870_17193939.jpg

by photofujii | 2014-04-11 17:21 | Comments(0)

集団的自衛権で思い出したこと

古い話しなので記憶も定かでなくなっているが、1950年に朝鮮戦争が始まった。
私が小学4年生の時だ。教室で先生がその状況を話してくれた。
良くわからなかったが不安になった。そのうちに在日米軍が、戦闘に必要な
物資の調達を始め、日本の景気が急に良くなった。そして、ミニ軍隊とも云える
警察予備隊が発足。途中で保安隊と名前を変え、54年に自衛隊として正式に発足した。
防衛大学校も開校し友人も入校していった。当時の自衛隊は国民への広報活動に
力を入れ、都心で武器を持ってパレードしていたが、長い間に、災害活動の
救援の方が人の心には強く残っている。今、集団的自衛権や安全保障が話題に
なっているが、国民のなかには無関心と極論が同居しているようだ。
世界のどこでも、隣国と共存していくには、お互いの冷静さと自制が
とてもとても大事だと思う。
嫌いだからといって、自分の国の場所を別の所へ移すわけにはいかないのだから。
50年前、都心で自衛隊のパレード
1
d0304870_2161267.jpg

2
d0304870_2165676.jpg

3
d0304870_2173871.jpg

4
d0304870_2181828.jpg

by photofujii | 2014-04-05 21:08 | Comments(0)