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見てきた情景・東京の50年代

今年は平成26年、あっという間に四半世紀、そして2月も終わる。
年をとると、月日はゆっくり流れるものだと思っていたがそうではない。
雑用雑事で時間の流れは速くなった感じ。なにか虚しい。
かといって、自分の都合で勝手に人生を退場するわけにもいかない。
長生きしたなあというのが実感だ。で、考えてみた。
自分が生きた70余年の時々のシーンだ。
頭のなかにあるものではなく、
自分が初めてカメラを手にした高校時代からの映像を見ながら、記憶をたどってみた。
先ず1950年代の初頭は、朝鮮戦争、血のメーデー事件と騒然とした社会だった。
私が撮りはじめた50年代末は、多少穏やかな社会になっていた。
それでも敗戦の影は色濃く残り、街にはノコギリやかなずちの音、
進駐軍の兵士の姿があった。
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by photofujii | 2014-02-22 21:39 | Comments(0)

柳橋・雪景色

このまえの雪はすぐに融けてしまったが、続いてドカッときた。追いかけるように又、大雪だ。
私の腰も重くなっがた、若い頃は白いものがチラチラ舞い降りてくると、脳天気によく出掛けた。
大雪だから良いというものでもなく、降る場所・時刻・量と観るチャンスはそう多くない。
東京の雪景色で私の好きな所がいくつかある。
そのひとつが柳橋風景だ。
神田川が隅田川に注ぐ河口にあるこの小さな鉄の橋は優雅で、花街のなかによく溶け合っている。
江戸の昔から版画や絵の題材になり、小説や映画の舞台にもなってきた。
最近ではビルに囲まれてしまったが、それでも雰囲気はまだ多少残っている。
風前のともしびではあるが。
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by photofujii | 2014-02-15 22:29 | Comments(3)

雪の日・浅草から上野を歩く

先日の雪は、すぐに融けてしまった。
物足りない気持ちでもあるが、生活への影響を思えばこれで良いのだろう。
雪見の撮影はタイミングがむずかしい。
私も40年以上前から雪の東京を撮っているが、この頃では人も町並みも変わって
しまい、心にぴったりくるものはなかなか撮れない。
数年前、たまたま所用で浅草に行き、大雪になった。
小さなカラーのカメラしか持っていなかったのだが、
身軽に足の向くまま、浅草から根岸まで歩いた。
上野に近いこの辺りは細い路地が多く、日が落ちると、商店の灯かりが雪に滲んで風情がある。
今年の雪もこれからが本番。熱燗で身体を温め、雪の路地裏散歩。
なかなか乙なものです。皆さんもどうですか。
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by photofujii | 2014-02-07 14:54 | Comments(2)