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ここも東京・五日市

私が住んでいる町から私鉄に乗り、一度終点で五日市線に乗り換えると、
直ぐにこれも終点の武蔵五日市駅に到着する。
都心にも近い我が家から一時間少々だが、遠くの町へ旅した気分になれる。
東京のベッドタウンとして年々変化はしているが、それでも山に囲まれ渓谷もあり静かな町である。
古い神社や寺も多く、大事に守られている。
もうひとつ五日市の町を大好きにさせたのは町の人である。
散歩中の94歳の老人とは、地元の美味しいものを頂いたり賀状の遣り取りをするようになったのだが
残念ながらこの秋に亡くなられた。
そしてもう一人中学生の少年河原で駅への道を尋ねると、長い坂道を自転車を押して改札口まで
送ってくれた。
爽やかな少年だった。
私は知らない土地に行くと誰にでも話し掛けてしまうのだが、五日市の人たちは、気軽に
立ち話しのできる楽しい人ばかりだった。
寂れた町と云ってしまえばそれまでだが、私にとっては、物静かな心和む町である。
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by photofujii | 2013-11-29 22:22 | Comments(2)

東京・番外編「食材偽装で思ったこと」

よくもまあ、いけしゃあしゃあと出てくるわ出てくるわ、開いた口がふさがらないとはこのことだ。
自称グルメもこけにされたものだ。
私も偽装で名前が出た店で悦に入っていたのだから世話はない。
老舗のホテルやレストランが訳の分からない言い訳をしているが、これはもう確信犯であり詐欺だ。
私は長い年月、日本の四季の海と人の生活を撮っいる。
一人ひとりの漁師さん達は、文字通り板子一枚下は地獄というなかで漁をし、生計をたてている。
その命がけの努力とよろこびさえ信用されなくなってしまう。
今、「美しい国・日本」に嘘と誤魔化しが充満している。
それに対する我々の感受性もだいぶ麻痺してきた。
ブランド好きも極まったということか。

日本の海で頑張って生きています
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by photofujii | 2013-11-24 15:46 | Comments(3)

浅草・酉の市・人模様

我家のすぐ近くに鷲神社があったので、子供の頃から友達と酉の市にはよく行った。
我々は「おとりさま」と呼んで小屋掛けの熊手を見るわけでもなく、専ら遊び場と
していた。
その頃は11月に入ると急に冷え込み、「おとりさま」になると冬が来たなと感じたものだ。
酉の市が来ると必ず思い出す小説が私にはある。
今の若い人に馴染みはないだろうが、浅草生まれの久保田万太郎、大阪で生まれ、後に浅草に住んだ
武田麟太郎、共に名作を残した二人の小説家のことだ。
万太郎は多くの劇作と良き江戸・明治の名残りを送り出し、麟太郎はプロレタリヤ文学者として、庶民の
哀歓を残した。
この正反対に生きてきたような二人に、酉の市を共通の舞台とした作品がある。
「三の酉」と「一の酉」である。
同じ舞台のなかでこれほど違う物語を描いたことに、若かった私は強く感銘をうけ、それ以来、一枚の写真のなかに複数の視点を入れたいと思ってきた。
東京には新宿や目黒にも酉の市はあるが、やっぱり私には浅草の酉の市しかない。
今年は三の酉まである。
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by photofujii | 2013-11-15 16:18 | Comments(4)

ブームも色々

世の中こぞってオリンピックブームである。
考えてみると、長い間に様々なブームがあった。
思い出すままに記してみる。
ダイエットブーム、レジャーブーム、ご成婚ブーム、ベビーブーム、家電ブーム、
自動車ブーム、きものブーム、ミスコンテストブーム、女子大生の卒業パーティブーム、
列島改造ブーム、はては居酒屋ブーム、骨董ブーム、天守閣ブームというのまであった。
まだまだあるが、このへんで打ち止め。
にわかブームといってパッと消えてゆくのが大方だがそのまま社会に根付いて、本物になるものもある。
ブームに乗せる側は、商売、欲得ずくが殆どだが、乗る方は、多分に群集心理というやつ。
今、連日のように続く有名店のグルメ偽装ブーム、列島はバレなきゃいいブームである。
夏の夜の打ち上げ花火というところで、ブームは丁度よいのだろう。
写真は、昭和30・40年代に撮ったものです。
1 ダイエットブーム
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2 着物ブーム
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3 ベビーブーム
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4 レジャーブーム
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5 自動車ブーム
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6 家電ブーム
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by photofujii | 2013-11-08 20:35 | Comments(0)

ギャンブルの深み

菊花賞も終わり秋も本番である。
テレビで見る限り競馬場は立派になりファンの顔も明るい。
昔とは見違えるようだ。
50年ばかり前、私も競馬、競輪、競艇と良く通った。
券を買うことはあまりなかったが、特に競輪は場内の熱気が異様に感じられ、
それに魅力を覚えた。
川崎、鶴見、立川、松戸とレースを追って、同じ顔ぶれの
ギャンブル常習者が何人もいた。
最終レースが終わると電車賃までスッカラカン、間違って捨てた当り券を探しまわっているのもいたし、
オケラ街道をいつものように歩いて帰る姿が多かった。
私の友人にも競馬で稼いて外国に留学したのもいたが、夜逃げしたやつもいた。
今、競馬や競艇でテレビを使って若い女性にまでファン層を拡げている。
ツール・ド・フランスや学校の部活に競輪部があったりで、自転車の人気も高い。
昔とはギャンブルのイメージも違う。
しかし、今もレース場に行ってみると、50年前に感じた事と変っていないことの方が多い。
パチンコ依存症と云う言葉も近頃よく聞く。
写真は総て50年前の競輪場です。
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by photofujii | 2013-11-01 14:14 | Comments(3)