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<人力>でゆこう

環境や原発問題も重なり、今始まった話しではないが、世界中で再生可能なエネルギーが話題になっている。
太陽光、風、波、地熱、バイオマス等々、それにどうしても加えたいものが私にはひとつある。
人力だ。設備投資もメンテナンスのコストも少々ですむ。
健康食さえあれば壊れずに長期使用も可能だ。
1人ひとりがその気になれば良し。
今また、昔からのものが日常のなかで使われ出している。
汗をかいて全身で道具を動かし、物を動かし働く。
若い頃、製鉄所の工員さんたちが汗まみれで塩を舐めながら、真っ赤に焼けた鉄の塊と戦っていた姿に感動したあの風景は、今でも忘れることが出来ない。
生きぬいてゆく原点がそこにあると思えるからだ。
1961年 御徒町
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1980年入谷
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1994年 谷中
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1995年 上野
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2009年頃 浅草
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2010年頃 日比谷
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by photofujii | 2013-05-25 22:13 | Comments(2)

落書きもしくは落書〈らくしょ〉の眺め

久し振りに若者の町を歩いた。店の代替わりの早さに驚いたが、道の両側、店の脇など
所かまわずの落書きの多さにも驚いた。
どうしてこんなに多いのだろうと思ったのだが、それと共に、書かれている絵や文字が同じようなパターンで、総て同一人物が書いたようにさえ思えた。
時代が同じような感覚や心理を好んでいるのだろう。
理屈っぽくなるが、ラクガキとラクショは同じではない。
この頃の落書きは目立つが個性や主張があまり感じられない。
一時代前の落書きには趣意の良し悪しは別として、書いた人のやむにやまれぬ心の奥底が出ていた。
それぞれに、時代の心の反映があるように思うし、消すにはもったいないような芸術の香り高いものもある。
翻って、我々の子供時代、車もあまり走らない裏通りで思いっきり好きなことを書いていた、あのハクボクや
ロウセキの感触を懐かしく思い出す。
1999年墨田区
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1993年渋谷区
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1995年頃北区
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2000年頃世田谷区
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2009年江東区
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2013年渋谷区
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by photofujii | 2013-05-19 21:51 | Comments(0)

下町は祭り一色

歩いていると、どこからともなく笛の音が聞こえてくる。
5月、下町はこれからが夏祭りの本番だ。
そして秋祭りまで折々の風物、行事が続く。
子供の頃は、同級生と神輿を担ぐ楽しさと、お菓子を貰う楽しみで前の晩は寝られなかった。
時と共に友人も町を去り、私も故郷を離れた。
大分前から神輿同好会に来てもらわなくては、大きな神輿は出せない。
町会の役員は、受け入れ準備で毎年あたまが痛いし、大きな祭りは観光資源にもなっている。
祭りとは、同じ町に住む人の絆とふるさとへの愛着を、より深めるためのものだと
思うのだが、今どき、そんな固いことを言っても通用しない。
隣の大工のおじさんは、祭りのひと月前になると落ち着かなくなり、仕事に手がつかなかったし、
終った後のしょんぼりした姿は今でも忘れられない。
ま、祭りは理屈をこねないで楽しむべし。
さもあらばあれ。
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by photofujii | 2013-05-11 16:58 | Comments(4)

<隅田川>は春うらら

生まれた町や村を離れて暮らす人が忘れられないもの。
家族や友人、住みなれた街角と共に思い出すのは、ふるさとの川の流れと山の姿だろう。
私にとってのそれは隅田川と上野の山だ。
家から走ればものの数分、吾妻橋の上から眺める隅田川は
少年時代の私には、いつも穏やかに流れる悠久の大河だった。
一時期、隅田川は東京の汚れた川の
代名詞にもなり、時と共に両岸には高速道路が走り高いビルも立ち並んで、橋から
見上げる空も狭くなった。
今も清流とまではいかない。それでも、釣り人の姿がみられ魚影もある。
橋の欄干にもたれて上り下りの船を眺めているとホッとした気持になる。
生まれ育ったふるさとを苦い思いで離れた人もいるだろうが、そこにあった川や山の姿
を記憶のなかから消すことは出来ないように思える。
50年前の水上バス
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40年前の筏舟
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2004年 荷船
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2012年 屋形船
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2009年 早慶レガッタ
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by photofujii | 2013-05-04 16:55 | Comments(0)