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カテゴリ:1970年代~80年代( 21 )

<24時間営業>1985年 台東区

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生活や働き方改革の一環として、コンビニや飲食店の24時間営業・深夜営業の賛否が問われている。

年代によって意見も大きく違う。年寄りはせいぜい真夜中は徘徊するだけだから、店の営業なんか関係ない。

私の若い頃、深夜・明け方営業は飲み屋と立ち食いそば。さんざん飲んだ後の立ち食いそばはたまらなく旨かった。

それから始発に乗って家路、懐かしく思い出す。

ま、自分のくだらない思い出話しに浸る前に、深夜労働の現実と苛酷な情況を想像する方が先だ。


by photofujii | 2019-03-20 17:02 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<働く70才>1960年 千代田区

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この写真は約60年前、丸の内で撮ったものだ。

当時は勤め人をサラリーマンと少々哀愁を込めて云っていたが、けっこう自信を持った顔が多かった。

55歳か60歳で定年退職すると、高い技術や専門知識を持つ人以外は再就職せず自分の人生を全うした。

今、政府は70歳まで働けという。

老人からすれば生活不安から働かなくてはということで、決して進んで働きたいわけではないと思う。

好きな事をして穏やかに暮らしたいのが本音で、何かといえば自己責任といわれ生きにくい世の中になってしまった。

私のように若い頃から勤労意欲のなかった者は、非国民呼ばわりされる時代が来るかも知れない。


by photofujii | 2018-10-29 20:39 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<日常文化遺産>1965年 奄美大島

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日本もそうだが、世界中が文化遺産や自然遺産の登録に血道を上げている。

お蔭で世界遺産がやたら多くなった。それならいっそ、地球全体を遺産にしたらすっきりするのではないか。

今まで散々文化や自然を破壊しておいて、急に保護に乗り出すのには下心が見え隠れする。

それよりも日常生活の中で大切にすべき習慣や知恵、よき風俗を大事に守ること。

これが人間社会にとって一番の遺産だと思うのだが。


by photofujii | 2018-10-04 21:03 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<神頼み>1989年 明治神宮

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占いブームらしい。人生の節目の大事な決断を自分の意志ではなく、占いに頼って決める。

つまり人生を他人まかせにすることだ。ちょっと違うが、おみくじもゲーム感覚で人気がある。

人は決断する重圧や不安を軽くしようと、占いやおみくじを利用してきた。

しかし今のように人生の決断を他人まかせにして、自分で決められない時代などなかったはずだ。


by photofujii | 2018-09-09 11:00 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<昭和最後の夏>1988年練馬区

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この年はもうバブル期に入っていたわけだが、群れで行動する姿は昭和のレジャーそのものだ。

翌年には平成に時代が変わり、オウム事件など不安な時代に入って行く。そして今、その平成の時代も間もなく終わる。

ひとつの時代が始まり終わる時、次の時代の姿を考える。今年の夏の狂った暑さは、充分にその姿を想像させる。


by photofujii | 2018-07-23 21:07 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<梅雨の晴れ間>1985年浅草

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梅雨の晴れ間に青空を見ながら歩くと、なにやらホッとする。

下町の路地裏では傘の干し方にも風情があったし、

古い団地の窓から一斉に色とりどりの雨傘が出ているのも、楽しい風景だった。

此の頃は洒落た傘も多いが、ビニールの透明傘は色気がない。

そういえば日本には昔から、蛇の目傘という色気たっぷりの傘があった。


by photofujii | 2018-06-16 17:16 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<怒りの矛先>1988年 新宿

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不愉快な事が続く。このごろの我々は怒るべき相手に対して、真っ直ぐに憤ることが出来ているだろうか。

問題の本質を隠されたり変えられたりで、どこに怒りをぶつけるかさえ迷ってしまう。

社会にエネルギーがあった頃、周囲から何と云われようと、孤立無援でも自分の主義主張を貫く人がいたし、それが社会を変える切っ掛けにもなった。

同調社会の今では考えられないが、不正に対して怒ることだけは忘れたくない。


by photofujii | 2018-06-02 11:57 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<肉体労働の魅力>1980年頃 青森県

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内科のクリニックに通院している。待合室に座っていると実に色々な人が来る。

老若男女と様々だが、一見健康そうな人までいて何の病気かわからない。

古代エジプトでは脳の手術まで行なわれていたと云うから、人間と病気は永い付き合いなのだろう。

昔から「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言われてきた。

肉体労働を軽くみて価値を認めない現代人に、心の病が多いのも当然だろう。

全身を使っての汗まみれの労働、その爽快感の心地よさは何にも代え難い。


by photofujii | 2018-05-17 19:59 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

「本音と建て前」1975年頃

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ある児童養護施設の新設計画が、地域住民の反対で中止になったという。

理由は地域の子供達の安全に不安があるということだ。

私の地域にも同様の施設があるが、今まで問題になったことなどない。

原発やゴミ処理場を作るのとは訳が違う。子供達の生活の場の建設だ。

「絆」という言葉が好きな日本人も、こんな時には都合よく忘れる。

なにか釈然としない。



by photofujii | 2017-11-09 20:46 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

「御召列車」1970年頃、東北線ホーム

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今の若い人にはなんのことだかわからないと思うが、

天皇・皇后・皇太子が国内を移動する時の専用列車のことだ。

通過する大きな町では駅のホームに住民が動員され、日の丸を振って見送った。

今は新幹線も走り、皇室と国民の関係も変わった。一瞬で走り去る列車にこんな風景があるのだろうか。


by photofujii | 2017-11-04 16:58 | 1970年代~80年代 | Comments(0)