カテゴリ:2000年代( 22 )

<24時間営業 年中無休>2014年足立区

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大手コンビニチェーンの出店競争が激しさを増しているらしい。

それに加えて裏通りにまで自販機が溢れ、夜はまるで不夜城のようだ。

自販機は24時間営業の無人店舗と同じだ

必要最低限の生活がいつでも保証されていると思えば、

明日のためにこれを準備しよう用意しなくてはという気持ちの緊張もなくなる。

新鮮な心の持続や切り替え・ケジメもなくなる。

便利な生活には落とし穴もある。


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by photofujii | 2018-05-13 16:31 | 2000年代 | Comments(0)

<ブロイラー状態>2018年

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生まれて初めて病院通いをしている。医者に食事制限された。

改めて周りを見ると、高カロリーの美味しいものだらけ。グルメブームで我々は度を越した暴飲暴食を平気でする。

若鶏はよい餌を多量に食わされてブロイラーにされ、旨くなると人間に食われる。

今度は人間が栄養過剰といわれて、無理矢理低カロリーや無糖・無塩の食品を食わされる。

年寄りは健康だ長生きだと薬漬けにされる。まるで詐欺にあっているようなものだ。


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by photofujii | 2018-05-07 14:41 | 2000年代 | Comments(0)

<制服>2008年 台東区

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180417「制服」2008年 台東区

今年の春は、学校の制服の話題が多くあった。

中学ではジェンダーレス制服の採用、これは当事者にとっては切実な問題なので良かったと思う。

笑ってしまったのは、銀座の小学校の制服騒動だ。高級イタリアブランドを新一年生が着るという。

笑えないのは、およそ教育の質とは関係ないところで騒がれ、校長が記者会見までしていた。

銀座という日本一の街のプライドということらしい。教育の場をパフォーマンスの舞台と勘違いしているのか。

学校をハンドバッグやファッションブランドと同じと思っているらしい。

今、一年生はその制服で通学しているのだろうか。


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by photofujii | 2018-04-17 15:39 | 2000年代 | Comments(0)

<都会の墓標>2005年 新宿

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作家の石牟礼道子さんが亡くなって2ヶ月が経った。

石牟礼さんの文章の美しさや、的を射た言葉の鋭さにいつも驚かされた。

そのなかの言葉のひとつで、水俣病の患者さんたちと東京に抗議運動に来た時、

高層ビルが林立する都心の風景を見て、都会にそびえる高層ビルは墓石に見えると表現していた。

つまり私たちは毎日毎夜墓場のなかで生活し、墓場の中を目的もなくうろついているということか。

実感として私もそう思う。


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by photofujii | 2018-04-12 17:45 | 2000年代 | Comments(0)

<先端技術>2018年 中野区

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自動運転の試験走行中に、初めての死亡事故が起きた。

化学兵器・使いやすい核兵器・クローン技術・人工知能と余りにも科学や技術に頼り過ぎている。

どこからもブレーキがかからない。

我が家の前に高い電柱が立っている。以前は単純に電線とトランスだけだったが、

いつの間にか倒れて当たり前と思うほど、色々な物が巻きつき絡みつき、

どんな役目をする物なのか、何のためにあるのかメカ音痴の私には一向にわからない。

科学者や技術者の倫理観が、別の世界のものに思えてくる。


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by photofujii | 2018-03-27 14:10 | 2000年代 | Comments(0)

<健康寿命>2018年 中野区

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老人の健康年齢に関する調査を、国が発表した。

健康寿命とは、日常生活を人の手を借りずに過ごせる年齢のことだ。

これを平均寿命から引くと、男は約9年・女は約12年の差がある。

つまり男も女も臨終までの10年前後は、医療や介護の助けを借りて生きることになる。

老人にとって、これは残酷な数字だ。


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by photofujii | 2018-03-17 15:32 | 2000年代 | Comments(0)

<東京の3.11 スーパーの棚>2011年3月 練馬区

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3,11東日本大震災から7年、まだまだ記憶に新しい。

3,10東京大空襲から73年、古くとも忘れられない記憶だし戦後の復興期のことを今も断片的に思い出す。

阪神淡路大震災も取材で歩いた。あの時の情景も鮮明に覚えている。

東北のあの海も何度歩いたことか。漁師さんの顔を一人ひとり思い出す。

一歩間違えれば自分もどうなっていたか。

長く生きていると、色々な現実と記憶が心の奥底に溜まり折り重なってゆく。


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by photofujii | 2018-03-12 18:04 | 2000年代 | Comments(0)

<奨学金>2018年 新宿区

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大学がある町を歩いていると「学生ローン」の看板が、表通りでやたら目に付いた。

今に始まったことではないが、社会人になった若者や学生の奨学金返済が大変らしい。

高額の返済金で、本人や家族・保証人の自己破産が急増している。

我々の時代にも学費が払えず、いつの間にか退学した友達がいた。

学生ローンでいえば、その時代は路地裏の一角に学生ローンの店がぎっしりあって、

学生生活の急場には助かったし、質屋も多かった。

今、大学や専門学校への進学率が8割を超す。

その進学のために自己破産するなんて、なんのための学歴なんだと思う。

実力主義と口先だけで云っても、結局何も変わらない肩書き主義が若者にはわかっているからだ。


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by photofujii | 2018-03-08 15:52 | 2000年代 | Comments(0)

<生きてゆく恐怖>2009年 荒川区

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高齢の著名人が自死した。入水らしい。立派な覚悟と思うかどうかは人それぞれ。

私はその行為を肯定するが、自分が実行する勇気はとうていない。

食べ物も豊富にあり医療技術や延命治療も発達した社会で、そう簡単に死なせてはくれない。

高齢での独居も多く、家族がいても介護の負担をかけまいと思う人も大勢いる。

長生きしたくないのに、意に反してむりやり長生きさせられる。

多くの年寄りにとって、日常とは生きてゆく恐怖との戦いだ。


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by photofujii | 2018-02-10 15:38 | 2000年代 | Comments(0)

<ひとり暮らし>2011年 足立区

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いつの時代でも社会の歪みを真正面に受けるのは老人と子供、特に近頃は老人の周辺で深刻な情況が多い。

自立支援施設の火災事故や老巧化した住宅からの退去の強制、犠牲になるのは生活困窮の老人ばかり。

しかし経済的に豊かな老人が必ずしも幸せとは限らない。

家族と暮らしていても心の交流がなければ、これも孤独なひとり暮らしと変わりはない。


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by photofujii | 2018-02-05 16:24 | 2000年代 | Comments(0)