カテゴリ:2000年代( 27 )

<靖国8月15日〉2010年九段

d0304870_14414488.jpg

毎年815日、靖国神社の決まった場所で約30年定点撮影をしている

今年は残念ながら体調不良で行けなかった。

テレビも新聞も、いつもより靖国に関しての扱いは静かだった。

815の靖国境内は、その時の日本社会の動向をよく表している。

そこに集う人の姿・表情なのだが、戦前を懐かしむ人・戦争や兵器に興味を持つ人・慰霊の遺族の方、

そして此の頃は若い人、女性が多くなった。それがどんな意味を持つのか私には分からないが。


[PR]
by photofujii | 2018-08-17 14:43 | 2000年代 | Comments(0)

<成長の夏>2000年頃 浅草

d0304870_20491157.jpg

いつも思うのだが、童顔だった子供たちが夏休みが終わり教室に戻ると、

日焼けして逞しく大人びた顔になっている。

熱気でムンムンするそんな教室の雰囲気が、私はたまらなく好きだ。

自分のひと夏の成長を誰もが実感するのは、ずっと後になってからのことだ。


[PR]
by photofujii | 2018-08-13 20:50 | 2000年代 | Comments(0)

<お盆休みの苦行>2000年頃有楽町

d0304870_11485400.jpg

180808「お盆休みの苦行」2000年頃 有楽町

毎年この季節、全国一斉に義務のごとく家族での帰省や旅行に出かける。

テレビのニュースでは大人たちがうんざりした顔で新幹線から降りてくる姿がある。

子供は別として、大人はせっかくのお盆休みを家でゆっくりしたい人、

久し振りに親しい友人や同僚とビールでも飲んで元気を取り戻したい人もいる。

盆と正月は難行苦行という人も多いのではないか。


[PR]
by photofujii | 2018-08-08 11:49 | 2000年代 | Comments(0)

<正体不明>2010年 浅草

d0304870_17131981.jpg

街歩きの途中で、商品を山のようにドサッと積んでビックリするような迫力の店を目にする。

でも色々な物が入り雑じって、一考に何屋なんだか分からない。

人間にも仲間内で「何でも屋」と呼ばれている、職業の領域や専門分野が分からない正体不明の人がいる。

近頃は、名刺の肩書きを見ても横文字とカタカナばかりで、私などにはチンプンカンプン。

我々は濃い霧のなかで正体不明・意味不明の時代を歩いているようだ。


[PR]
by photofujii | 2018-07-07 17:14 | 2000年代 | Comments(0)

<黄昏の踏切>2002年墨田区

d0304870_15033230.jpg

ラッシュ時の渋滞と痛ましい事故も続き、鉄道はどんどん高架線に変わり踏切も減ってきた。

良い事に違いないのだが、一方で私などには寂しさも感じる。

家路に向かう夕ぐれ時、あのカンカンカンと鳴る信号機が赤く明滅する情景。

電車が通り過ぎる待ち時間まで楽しかった。もちろん宿へ帰る旅路の踏切も同じこと。

新しく変わることでなくなってゆく楽しみもまた多い。


[PR]
by photofujii | 2018-06-26 15:04 | 2000年代 | Comments(0)

<24時間営業 年中無休>2014年足立区

d0304870_16305260.jpg

大手コンビニチェーンの出店競争が激しさを増しているらしい。

それに加えて裏通りにまで自販機が溢れ、夜はまるで不夜城のようだ。

自販機は24時間営業の無人店舗と同じだ

必要最低限の生活がいつでも保証されていると思えば、

明日のためにこれを準備しよう用意しなくてはという気持ちの緊張もなくなる。

新鮮な心の持続や切り替え・ケジメもなくなる。

便利な生活には落とし穴もある。


[PR]
by photofujii | 2018-05-13 16:31 | 2000年代 | Comments(0)

<ブロイラー状態>2018年

d0304870_14402579.jpg

生まれて初めて病院通いをしている。医者に食事制限された。

改めて周りを見ると、高カロリーの美味しいものだらけ。グルメブームで我々は度を越した暴飲暴食を平気でする。

若鶏はよい餌を多量に食わされてブロイラーにされ、旨くなると人間に食われる。

今度は人間が栄養過剰といわれて、無理矢理低カロリーや無糖・無塩の食品を食わされる。

年寄りは健康だ長生きだと薬漬けにされる。まるで詐欺にあっているようなものだ。


[PR]
by photofujii | 2018-05-07 14:41 | 2000年代 | Comments(0)

<制服>2008年 台東区

d0304870_15375120.jpg

180417「制服」2008年 台東区

今年の春は、学校の制服の話題が多くあった。

中学ではジェンダーレス制服の採用、これは当事者にとっては切実な問題なので良かったと思う。

笑ってしまったのは、銀座の小学校の制服騒動だ。高級イタリアブランドを新一年生が着るという。

笑えないのは、およそ教育の質とは関係ないところで騒がれ、校長が記者会見までしていた。

銀座という日本一の街のプライドということらしい。教育の場をパフォーマンスの舞台と勘違いしているのか。

学校をハンドバッグやファッションブランドと同じと思っているらしい。

今、一年生はその制服で通学しているのだろうか。


[PR]
by photofujii | 2018-04-17 15:39 | 2000年代 | Comments(0)

<都会の墓標>2005年 新宿

d0304870_17442422.jpg

作家の石牟礼道子さんが亡くなって2ヶ月が経った。

石牟礼さんの文章の美しさや、的を射た言葉の鋭さにいつも驚かされた。

そのなかの言葉のひとつで、水俣病の患者さんたちと東京に抗議運動に来た時、

高層ビルが林立する都心の風景を見て、都会にそびえる高層ビルは墓石に見えると表現していた。

つまり私たちは毎日毎夜墓場のなかで生活し、墓場の中を目的もなくうろついているということか。

実感として私もそう思う。


[PR]
by photofujii | 2018-04-12 17:45 | 2000年代 | Comments(0)

<先端技術>2018年 中野区

d0304870_14101619.jpg

自動運転の試験走行中に、初めての死亡事故が起きた。

化学兵器・使いやすい核兵器・クローン技術・人工知能と余りにも科学や技術に頼り過ぎている。

どこからもブレーキがかからない。

我が家の前に高い電柱が立っている。以前は単純に電線とトランスだけだったが、

いつの間にか倒れて当たり前と思うほど、色々な物が巻きつき絡みつき、

どんな役目をする物なのか、何のためにあるのかメカ音痴の私には一向にわからない。

科学者や技術者の倫理観が、別の世界のものに思えてくる。


[PR]
by photofujii | 2018-03-27 14:10 | 2000年代 | Comments(0)