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カテゴリ:2000年代( 42 )

<家族をつなぐ電話>2019年中野区

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私の散歩コースに、今では珍しい公衆電話ボックスが100メートルも離れていない所になぜか2ヶ所もある。

携帯電話やスマホが普及する前は赤や緑の公衆電話が街のどこにもあったが、今はほとんど姿を見ない。

昔は正月や夏休みに故郷へ帰れない人や日本に住んでいる外国人が遠い国の家族の声を聞き絆を確かめる唯一の手段が、公衆電話だった。

人影もなく明かりを灯した電話ボックスは、色々なことを思い出させてくれる。


by photofujii | 2019-01-04 15:01 | 2000年代 | Comments(0)

<餅つき>2018年 練馬区

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近所の和菓子屋さんのガラス戸に、懐かしい貼り紙があった。

「ちん餅承ります」「お供え」「のし餅」と大きく書いてあり、心が和んだ。

私の若い頃は、どこの家も餅はお店に頼んでお正月の準備をした。

小さな鏡餅を神仏に供えのし餅を切っていると、もう正月だなと実感した。

今はスーパーで一年中餅は売っている。時代と共にお餅への思いも変わる。


by photofujii | 2018-12-28 15:38 | 2000年代 | Comments(0)

<熱烈大衆>2018年 練馬区

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今ではあまり聞かなくなったが、戦後の一時期「大衆」という言葉が流行った。

もともと労働者・勤労者階級のことを指したのだが、政治や社会の大衆路線化もあり、なんでも大衆を付けた言葉で溢れかえった。

大衆作家・大衆小説・大衆酒場・大衆食堂・イワシやサンマは安いので大衆魚・大衆車・大衆化・大衆運動・大衆社会・大衆闘争と色々。

雑駁だが、今より熱気のある時代でもあった。


by photofujii | 2018-12-22 20:46 | 2000年代 | Comments(0)

<顔の眺め>2018年 練馬区

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今年も色々な事件や騒ぎがあった。

とても真っ当とは思えない政治家、自分を守るためにだけ仕事をしている役人、自分と企業の利益のためだけにうごめいている輩、おまけに今は外国人まで渦中に出て来て、テレビ・新聞・週刊誌と世界中で大騒ぎ。

見たくもない卑しい面を連日アップで見せつけられる。

たまにはお地蔵さまのような、あのやさしいにこにこ笑顔に会いたいものだ。無理な相談だろうが。


by photofujii | 2018-12-16 15:22 | 2000年代 | Comments(0)

<都会の静寂>2018年 練馬区

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歳をとると、今まれ気にならなかったことが気になってくる。私の場合は特に光と音だ。

ビルの反射光や前方からの強い光線、気にならなかった音が雑音・騒音になる。

軍用機やヘリコプターのエンジンの音、パトカーや救急車のサイレン、車や建設現場の音と、

なにかの音が途切れることはない。それが都会の活気・活力なのだろう。最早、都会で静寂など望むべくもない。

近所を散歩していたら、小さな赤い風船が道で揺れていた。

どこから飛んで来たのか、風船の周りにだけ静寂が流れているような気がした。


by photofujii | 2018-12-09 16:07 | 2000年代 | Comments(0)

<哀愁の駅前食堂>2018年 杉並区

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近くの町を歩いていたら食堂と書いた看板を見つけ、急に懐かしさが込み上げてきた。

仕事で一人旅の多かった私は、よく駅前食堂に入って食べた。

みそ汁と漬物つきの日替わり定食、さば味噌・野菜炒め・焼き肉・肉じゃが・カキフライなどなど、お馴染みの定食でひとり酒、

列車の音を聞きながらノスタルジーに浸ったものだ。

今は地方の駅前にもチェーン店があって東京と変わらない。

遠い時代の思い出だ。


by photofujii | 2018-11-24 21:38 | 2000年代 | Comments(0)

 <国民的グルメ食>2018年池袋

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我が町の駅前に「焼きそば・たこ焼き・今川焼き」の店があり、これを若い店員が一人でやっている。

いつも楽しい気分でその店の前を通る。池袋にも「ラーメン・たい焼き」の古くからの店がある。

私は北から南まで日本列島ずいぶん歩いてきたが、どんな小さな町や漁村の食堂でも、味の心配をせずに頼めるものがあった。

それは「かつ丼・カレーライス・中華そば」私の持論だ。

その地方その店特有の味が出来上がっていて、決して期待を裏切られたことがない。

日本人にノスタルジーを感じさせる、至福のグルメだ。


by photofujii | 2018-11-19 20:41 | 2000年代 | Comments(0)

<食欲と古書の街>2018年 神保町

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久し振りに神保町を歩いた。この町に長いこと事務所を置いていたので、自分の縄張りのように思える。

変化の激しい都心でも、ここは一部の再開発地域の他は変わらない。

懐かしい路地の奥にはよく通った飲み屋も食堂も健在だし、商店も元気だ。

丁度この日は古本祭りだった。私は教科書は読まなかったが、読書は好きだった。古書の匂いには色々な思い出がある。

変わらぬ神保町は東京でも貴重で大切な町だ。なにやらホッとした一日だった。


by photofujii | 2018-11-13 16:29 | 2000年代 | Comments(0)

<国民性>2018年 新宿

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久し振りに外出したら、駅のエスカレーターの手摺りに「抗菌」という文字がペタペタ貼ってあった。

びっくりしながらも、とっさに外国人観光客のための「おもてなし」の準備かとも思ったが、しかし日本語だ。

これは日常の通勤客や乗客の為のものだと思い直した。私も綺麗好きだがこれには驚いた。

健康だ長生きだ清潔だと、日本人は益々エスカレートしてゆく。どこまでゆくのだろう。


by photofujii | 2018-11-08 21:03 | 2000年代 | Comments(0)

<化ける>2018年 新宿

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テレビも新聞もハロウィーン騒ぎで大変だった。

ゾンビや化け物みたいな顔で溢れていたが、考えてみると日常のなかでも此の頃はあんな顔や化粧が多い。

頭のてっぺんから足の爪先まで忙しい。

だから気の弱い私でさえ、少々のことには驚かなくなってしまった。


by photofujii | 2018-11-03 20:43 | 2000年代 | Comments(0)