この暑いのに25年使っていた冷蔵庫がついに壊れてしまった。
大急ぎで新しいのに買い換えたが、「よく使いましたねー」と電器屋さんは驚いていた。
新製品の進化にビックリ、自分が浦島太郎のように思えた。
昔は荒物屋・金物屋と呼んでいた商店が季節の変わり目にガラリと商品を入れ替え、
夏には食べ物を冷やしたり腐らせたりさせないように工夫した生活用品を、店頭に並べた。
時代が変わり古いものはどんどん姿を消し、季節感もなくなった。
我々の若い頃、新しい物に電気という言葉をつけて電気冷蔵庫・電気掃除機などと呼んだ。
今でも電気という言葉の響きには、進歩・斬新・新しもの好きを感じる。
近頃はやりの電気自動車というのもあるし。