<心の風景>2008年 向島

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誰も気にかけないような日常の生活風景が、掛け替えのないハッとするようなものに思える時がある。

美しいとか素晴らしいではなく、心の奥底に染み込んでくるような情景だ。

いささか大袈裟になるが、人が生きてゆくために大切な感情だと思う。生活や成長に根差したその人だけの心情。

私の場合は母や叔父たちが育った向島の路地を歩き、小さな町工場が連なる空を見上げた時、

工場の屋根や煙突の姿にガンバレと呼びかけたい気持ちになる。

これは真っ当に生きる人々へのオマージュだと思っている。誰の人生にもそんな気持ちになる時がきっとある。


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by photofujii | 2018-01-31 17:58 | 2000年代 | Comments(0)
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