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川崎

川崎で2月に少年事件があってから、もう半年が過ぎようとしている。
この種の事件があっても、通常、私は現場には行かない。
それはどんなに思いや感情を持ったとしても、しょせん自分はヤジ馬でしかないと思うからだ。
でも、この少年の事件は妙に心に引っ掛るものがあった。それは少年の生い立ちだ。
故郷の離島での生活と新しい生活の場である川崎の町との余りにも違いすぎる落差、そしてあの笑顔。
多くの人が遠方から追悼に訪れたのも、私と同じ気持ちだったのではないか。
私が初めて現場に行ったのは3月。
それ以降も変わらず多くの人が訪れていることも知った。
川崎市は6月末に現場の献花や供物を片付けた。
5月には簡易宿泊所の火災もあり、もう一度川崎の町をじっくり歩いてみたいと思った。
7月に少年の現場も再訪した。
季節も移り、工場と古い水門と川に囲まれたその河川敷は緑萌え、
目の前の多摩川にはレジャーボートも走っていた。
事あるたびに二度と繰り返さないという言葉が並ぶが、
あれから何度も同様のことが起きている。
飽きるほど諦めたいほどの、変わらない現実がある。
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by photofujii | 2015-08-08 10:10 | 2015年 | Comments(0)
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