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水門風景

急に川が見たくなって、川沿いの町を歩いている。
多摩川・隅田川・荒川・中川・江戸川、こんなところだ。
そこには必ず水門や閘門・堰がある。
それで思い出すのだが、私が子供の頃、今の荒川を荒川方水路と呼んでいた。
今、東京の地図には旧中川・新中川とあるが、新中川も荒川も共に人工の河川だ。
何十年もかけて土木工事をして新しい水路を作り、水門や閘門を置いて、
東京の町、特に下町は洪水から守られるようになった。
掘り割り・水路も多くあり、東京は古くから「水の都」と呼ばれてきた。
水門を見ると城壁のようにみえて威圧感もあるが、それによって我々は守られてきた。
今年もすでに幾つも台風が発生し、風水害も多く出ている。
先人たちの知恵と努力が大いに役立っているわけだ。
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by photofujii | 2015-07-03 15:46 | 2015年
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