街角の光陰

町を歩きながら、私は必ずひと時街角に佇む癖がある。
季節の移ろいのなかで、街角も行き交う人の姿も日々変わってゆく。
私は街角を小さな広場だと思っている。
信号待ちしながら今朝の家族との会話を思い出したり、仕事のことを考えたり。
夏の暑い日、木陰で一息いれながら思いに浸る人。
人通りの多い街角ならば、屋台店が出て即席の商店にもなる。
少し前まで下町では大道芸人の舞台でもあった。
今では、信条を発信する場、思いを表現する場にもなる。
こうして街角は、広場・舞台・劇場・商店となんにでも早変わり、町の風景を一変させる。私が街角に佇むのも、目の前の光景が千変万化する緊張感と新鮮さがあるからだ。
そこに集い擦れ違う人の姿から想像と連想が湧き、
大いなる興味と覚醒をもたらすのだ。
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by photofujii | 2014-09-20 21:51 | Comments(0)
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