縁日のラムネ

子供たちの夏休みも残り少々、2学期の教室は逞しく成長した顔で一杯になるだろう。
さて我が小学生時代の夏休み。遊びの優等生としてはこれからが宿題の正念場。
まるでやってないのだから気もそぞろ、遊びにも身が入らなくなってくる。
せいぜい縁日を楽しむぐらい。
縁日で思い出すのはラムネ。
サイダーは高いので我々は専らラムネ、
夜店を一回り、我慢して残しておいた小遣いでラムネを一本買う。
店のおじさんがポンと栓を開けてくれると同時に、ビンに口を走らす。
タイミングを間違えると、ラムネが勢い良く噴出し半分近くなくなってしまう。
その情けなさ。
それからゆっくりとビンを顔の上に高くして飲み干す。
縁日のほのかな明かりのなかで緑色のラムネビンが輝く。
そのガラスビンの中に出来た無数の泡粒が、私の目の上で星のようにキラキラと光る。
さながら、真夏の夜空に輝く銀河のようだった。
1 浅草
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2 浅草
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3 浅草
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4 谷中
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5 北千住
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by photofujii | 2013-08-18 10:25 | Comments(2)
Commented by 渡邊 リカルド at 2013-08-21 15:04 x
B&Wの写真、やはりいいね。バライタ紙に表現する白黒の階調が忘れられません。オリエンタルのシーガルが大好きでした。
Commented by photofujii at 2013-08-21 20:02
私も白黒が好きだから続けているのだと思います。
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