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浅草、ほうずき市

夏の風物詩、ほおづき市に行ってきた。浅草で生まれ育った私は、小学生の頃から
見ていた。
伝統行事といえども、時代と共に雰囲気は当然変わってゆく。
浅草寺境内での店の配置も変わり、売り子も若くなった。
私の若い頃、売り子には人生経験を積み重ね酸いも甘いも噛み分けたような老人が多くいて、客との遣り取りを見ているだけで面白かった。
客にもしゃきっとした藍染めのゆかた姿でミス町内会みたいな娘が多く、それはそれは楽しかった。
てなことを云うと、昔はよかったと言っているようだがそうではない。
初めての見物客にとっては今の市が当たり前の姿で、楽しめればそれが一番。
そうそうもう一言、店の照明が今までの白熱電球ではなく、近頃流行りの蛍光色のような電球に変わっていた。
白熱光の色は、ほおづきの赤や緑、風鈴をよけい鮮やかに見せてくれていたのだが。
ま、現状で楽しみましょう。どうも老兵は余計なことを考えてしまいます。
写真は8年前の7月10日に撮影したものです。
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by photofujii | 2013-07-12 21:31
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