落書きもしくは落書〈らくしょ〉の眺め

久し振りに若者の町を歩いた。店の代替わりの早さに驚いたが、道の両側、店の脇など
所かまわずの落書きの多さにも驚いた。
どうしてこんなに多いのだろうと思ったのだが、それと共に、書かれている絵や文字が同じようなパターンで、総て同一人物が書いたようにさえ思えた。
時代が同じような感覚や心理を好んでいるのだろう。
理屈っぽくなるが、ラクガキとラクショは同じではない。
この頃の落書きは目立つが個性や主張があまり感じられない。
一時代前の落書きには趣意の良し悪しは別として、書いた人のやむにやまれぬ心の奥底が出ていた。
それぞれに、時代の心の反映があるように思うし、消すにはもったいないような芸術の香り高いものもある。
翻って、我々の子供時代、車もあまり走らない裏通りで思いっきり好きなことを書いていた、あのハクボクや
ロウセキの感触を懐かしく思い出す。
1999年墨田区
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1993年渋谷区
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1995年頃北区
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2000年頃世田谷区
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2009年江東区
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2013年渋谷区
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by photofujii | 2013-05-19 21:51 | Comments(0)
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