<労働闘争>炭鉱労働組合員 1960年

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180220「労働闘争」炭鉱労働組合員 1960

今年も恒例の春闘がスタートした。労使双方に緊張感もないし、いつもの年中行事という感じだ。

我々が若かった戦後、労働運動は生活を守る大事な闘いだったし、組合運動で人生が変わった人もいた。

ゼネラルストライキは全労働者と総資本との対決で、社会全体が見守った。

今の労働組合は労使協調、まるで御用組合だ。

大企業の組合は自分達を守るだけで、中小企業や非正規・契約社員とは連携しない。

日本人の好きな言葉「絆」はどこにいったか。


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# by photofujii | 2018-02-20 16:14 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

<オリンピック余聞>1961年 東京改造風景

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ニュースは連日オリンピック一色。しかし開幕前の北朝鮮と韓国、オリンピック委員会の政治がらみの大騒ぎで嫌気がさし、肝心の競技を見る気がなくなってしまった。

あまりに露骨な政治・経済・金まみれだ。

最近の大会はみなそうだし、次の東京大会もそう見える。

50年前の東京大会。

安保闘争の余燼も消え新幹線も開通し、古い町並みが急激に壊され改造された東京。

そんな変化に我々は希望を抱いた。

今のオリンピックの姿から、若者たちは夢や希望を見ることが出来るのだろうか


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# by photofujii | 2018-02-15 21:37 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

<生きてゆく恐怖>2009年 荒川区

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高齢の著名人が自死した。入水らしい。立派な覚悟と思うかどうかは人それぞれ。

私はその行為を肯定するが、自分が実行する勇気はとうていない。

食べ物も豊富にあり医療技術や延命治療も発達した社会で、そう簡単に死なせてはくれない。

高齢での独居も多く、家族がいても介護の負担をかけまいと思う人も大勢いる。

長生きしたくないのに、意に反してむりやり長生きさせられる。

多くの年寄りにとって、日常とは生きてゆく恐怖との戦いだ。


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# by photofujii | 2018-02-10 15:38 | 2000年代 | Comments(0)

<ひとり暮らし>2011年 足立区

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いつの時代でも社会の歪みを真正面に受けるのは老人と子供、特に近頃は老人の周辺で深刻な情況が多い。

自立支援施設の火災事故や老巧化した住宅からの退去の強制、犠牲になるのは生活困窮の老人ばかり。

しかし経済的に豊かな老人が必ずしも幸せとは限らない。

家族と暮らしていても心の交流がなければ、これも孤独なひとり暮らしと変わりはない。


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# by photofujii | 2018-02-05 16:24 | 2000年代 | Comments(0)

<心の風景>2008年 向島

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誰も気にかけないような日常の生活風景が、掛け替えのないハッとするようなものに思える時がある。

美しいとか素晴らしいではなく、心の奥底に染み込んでくるような情景だ。

いささか大袈裟になるが、人が生きてゆくために大切な感情だと思う。生活や成長に根差したその人だけの心情。

私の場合は母や叔父たちが育った向島の路地を歩き、小さな町工場が連なる空を見上げた時、

工場の屋根や煙突の姿にガンバレと呼びかけたい気持ちになる。

これは真っ当に生きる人々へのオマージュだと思っている。誰の人生にもそんな気持ちになる時がきっとある。


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# by photofujii | 2018-01-31 17:58 | 2000年代 | Comments(0)

<都会の雪>1926年 岩手県

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久し振りの大雪だった。雪は現代都市の弱点を正直に映し出す。

準備はしていたつもりでも、日常生活は混乱し長期に及ぶ。

しかし悪い事ばかりでもない。雪で白く覆われた都会風景は、思わぬ美しさで我々の目を楽しませてくれる。

目障りな看板やビルも消えた静かな街の佇まいは、日頃の疲れた気持ちを忘れさせてくれる。


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# by photofujii | 2018-01-26 10:52 | 1990年代 | Comments(0)

<牧場・まきば>1962年・岩手県

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動物福祉畜産という言葉を聞いた。狭い屋内から草原に出し家畜をのびのび育てることらしい。

ストレスなしで育ったニワトリは良い玉子を産むし、健康な豚の肉は美味しい。

一時期、効率よく大きく育てようと、豚もニワトリも身動き出来ない狭い檻に入れられ餌さばかり食わされた。

どこに行っても不健康な肉や玉子を食わされた記憶がある。

動物福祉で家畜たちが遊ぶ新緑の明るい牧場風景が目に浮かぶ。

どっちにしても牛も豚もみんな人間に食われてしまうのだが。


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# by photofujii | 2018-01-20 14:32 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

<独居老人>2003年 墨田区

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年初からの大雪、ニュースを見ていると老人の雪下ろしや除雪、辛い姿ばかりが出てくる。

事故も多い。豪雪地帯での屋根の雪下ろしはボランティアがいるとはいえ、

ひとり暮らしの老人にとって、東京に住む我々の想像を絶する重労働だ。

これから急激に増える独居老人、その心理につけ込んだ不祥事の数々。

今年も又、高齢者にとっては大変な一年になりそうだ。


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# by photofujii | 2018-01-15 21:08 | 2000年代 | Comments(0)

<大売り出し>1962年 銀座

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年末年始の安売りを昔はバーゲンセール、今は洒落てクリアランスセールなどと云って楽しんでいるが、

やってることは同じ。

我々の子供時代、家庭を預かる女性たちは生活に直結するものを安く手に入れようと、

バーゲンセールは戦場だった。

時代が違うよと云われそうだが、社会のタガが緩んでいる今、

ピンと気を張って生きたあの頃の空気を思い出す。


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# by photofujii | 2018-01-11 10:15 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

<ひとり旅>2001年 浅草

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新しい年もどんどん過ぎてゆく。

ふるさと隅田川、吾妻橋からの眺めも日に日に変わってゆく。

変わらないのは、川風にまかせて浮かぶ都鳥ぐらいか。

鳥はうらやましい、気ままに飛揚して中天に舞う、風任せのひとり旅。

それでも自分の意志で風を選ぶ。

我々は自分の意志で生き方を選べるか

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# by photofujii | 2018-01-04 20:35 | 2000年代 | Comments(0)

「家路へ」1964年 丸の内

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いよいよ今年も終わり、それぞれの新しい年が待っている。

仕事納めもそこそこに、皆さんふるさとへの汽車の中か。それとも旅の空か。

私は寝正月。例によって一年の計をたてるのだが、守れるのはせいぜい3日まで。

毎年のことだが。


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# by photofujii | 2017-12-30 17:08 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

「白い割烹着」2003年 台東区

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師走に入る頃から、町場のおかみさん達の動きが活発になり、白い割烹着姿が活き活きとしてくる。

店のお客さんの対応から家事まで、割烹着ひとつで通す。

だから白い割烹着は、下町のおかみさんの正装であり労働服でもあった。

昔の主婦の話しだが。


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# by photofujii | 2017-12-25 16:15 | 2000年代 | Comments(0)

「師走の町」1998年 浅草

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以前は12月に入る頃から、下町では大小様々な市が立った。生活用品の屋台店も多く便利だった。

今はスーパーもコンビニも正月から店を開けているから、露店の市は少なくなった。

それでも夜店で老人がテキパキと切り盛りする姿は、懐かしく忘れ難い思い出だ。


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# by photofujii | 2017-12-20 15:50 | 1990年代 | Comments(0)

「キレる師走」1961年12月 銀座通り

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しばらく振りに銀座大通りを歩いてきた。

毎年のことだが、12月に入ると気のせいか人の動きが急に殺気立ってくるような気がする。

町なかで争い事をよく目にする。先日も地下鉄のホームで客同士の殴り合いを駅員が必死に止めていた。

スーパーのレジで高齢の男性客がキレて店員を怒鳴っている姿もよく目にする。

理不尽なクレームも多いらしい。誰もが生き難い時代だ。

客だから店員だからというより、お互いの心の持ちようでトラブルの多くは避けられる。

私も心したい。


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# by photofujii | 2017-12-16 19:44 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

「居酒屋の椅子」2007年 葛飾区

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世の中なんでも気が早くなっている。12月に入ると全国的にクリスマス年末年始ムードだ。

忘年会も真っ盛り、我が家の男たちも連日の飲み会だ。

オフィシャルの一次会よりも、二次会三次会の方が下世話で面白い。

その思いが出るのが赤提灯の居酒屋での椅子の座り方だ。今年一年の思いがその形によく出ている。

これ私自身の実感でもあります。


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# by photofujii | 2017-12-11 20:29 | 2000年代 | Comments(2)

「元気な町」2012年葛飾区

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夕暮れがどんどん早くなるこの季節、下町を歩くのが毎年の楽しみだ。

日が落ちても未だ昼間の生活の余韻が残り、明るい商店街には塾通いの子や剣道着の子供の姿もある。

裏通りのボクシングジムからも明るい光が洩れて、若者たちが懸命にスパーリングをしている。

町を包み込むような熱気、こういう町が好きだ。


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# by photofujii | 2017-12-05 18:04 | 2000年代 | Comments(0)

「働く学生」1961年・新宿

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経済的に恵まれない家庭の若者が大学や専門学校に進学すると、

学費や生活費の7割を奨学金に頼らざるを得ないという調査結果がある。

毎日の長時間アルバイト、卒業しても高額で長期の奨学金返済と、苦しい生活が続く。

私の学生時代には学園紛争や安保闘争があった。今の学生に社会問題へ目を向ける余裕などあるだろうか。

貧富の差が二分された社会構造、若者に未来への希望を失わせているような気がしてならない。


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# by photofujii | 2017-11-30 16:21 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

「ホームレスという生き方」2012年・江東区

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寒い季節になると気になる都会風景がある。路上や公園・河川敷で生活するホームレスの人たちのことだ。

去年の調査では、平均年齢は60才以上で長期高齢化が進んでいる。

それでも面接調査では、今のままでよいと答えた人が30パーセント以上だ。

私も高齢で複雑な気持ちになるが、人生そういう生き方もあるのかなあと思ったりもする。

その人たちにそういう生き方しかさせなかった社会の在り方があったともいえる。

この季節になるといつも思う。


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# by photofujii | 2017-11-25 15:58 | 2000年代 | Comments(0)

「ペットさまお犬さま」2014年・練馬

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町でよく目にするのが、ペットの病院やカットの店だ。

この頃はペット専用の保険が人気で、災害時の安心・医療技術の進歩による高額な治療費にも対応する。

年末には、犬向けのおせち料理や年越しそばを販売する会社まであるらしい。

メニューを見ると豪華で、そばは手打ちだ。人も食べられるというから笑える。

人間も、せめてペット並みにはなりたいものだ。


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# by photofujii | 2017-11-19 17:31 | 2014年 | Comments(0)

「お姫さま」パンダ 1991年 上野公園

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上野の赤ちゃんパンダは、可愛いとしか云いようがない。

動物園も全身全霊でこのお姫様を育て、見ているだけで微笑ましくなる。

人間の子供達も皆、このくらい大事に育てたいものだ。


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# by photofujii | 2017-11-14 20:25 | 1990年代 | Comments(0)