<敬老の日>1990年・上野

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9月に前後数日間だけ、年寄りを敬って大切にする日がある。と云うより話題にする日か。

平常に戻れば、やれ病院には余り行くな、薬は余分にもらうな、倒れても自分でやれ、死ぬまで働けだ。

年寄りだけが悪いわけではあるまいに


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# by photofujii | 2017-09-20 15:42 | 1990年代 | Comments(0)

「郷愁の踏切り」2001年、墨田区

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 私の記憶のなかにある踏切りの風景は、
 あのシグナルの音と点滅する赤いランプ、そして真っ赤な夕焼け雲、ノスタルジーの世界だ。

 この頃は開かずの踏切り、事故多発で命懸け地獄の踏切りだ。


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# by photofujii | 2017-09-16 15:05 | 2000年代 | Comments(0)

「新しい命」2017年9月

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     今この瞬間にも、次々と真っさらな命が誕生している。

     それにしても、大人の世界のなんと愚かな振る舞いの多いことか。

     新しい命の祝福に、我々は一体何を贈れるのか。


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# by photofujii | 2017-09-10 16:21 | 2017年 | Comments(0)

<夕食>2017年、練馬区

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        本来、誰もが楽しいはずの夕食。
      大事な家族との団欒の時間。 どの家庭でもどんどん少なくなっている。

     街で見かけた老人の孤独な夕食に、心が痛む。


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# by photofujii | 2017-09-05 15:32 | 2017年 | Comments(2)

1985年<公園のベンチ>北区

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        涼しい公園のベンチは、昔からサラリーマンの昼寝のオアシスだった。

       近頃のベンチは余計な仕切りが出来て、体を横にして休むことも出来ない。

       社会の不寛容な姿が見えてくる。


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# by photofujii | 2017-08-31 14:01 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

<ひとり旅> 1987年・新宿

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      旅は一人に限る。

     なかなか一人になれない現代人にとって、孤独は生きてゆくスパイスだ。


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# by photofujii | 2017-08-26 14:52 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

1959年夏・北海道、納沙布岬

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   60年もよく歩き、よく旅してきた。通過した村、巡り合った人、それぞれに忘れられない旅がある。


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# by photofujii | 2017-08-22 14:26 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

2017年8月16日の靖国

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   毎年。異様な熱気に包まれる815日の靖国神社。一夜明けた16日の境内は、静かな上にも静か。

   湿った戦没者の霊に見つめられているように思えた。


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# by photofujii | 2017-08-17 14:57 | 2017年 | Comments(0)

1965年・湘南の海

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        夏のレジャーは海水浴と山登り、スイカを食うことぐらいしかない貧しい時代だった。


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# by photofujii | 2017-08-12 17:12 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

冒険の夏

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                1990年の上野公園

夏休みの真っ只中、子供たちは楽しんでいるだろうか。

ニュースで、夏休みの日数を減らす学校があると聞いてびっくりした。色々と理由はあるのだろう。

しかし私は、夏休みが子供たちの心身の成長の為には絶対必要な時間だと、前々から思っている。

自分の夢に向かっての挑戦のスタート、成功もあれば失敗もある。友達や家族との旅の経験、

それらの総てが、子供たちの精神や肉体を強靭にしてゆく。

9月の新学期、教室に戻った日焼けして一段と逞しくなった真っ黒な顔・顔・顔。

それが、子供たちから先生への最上のプレゼントではないか。


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# by photofujii | 2017-08-05 17:08 | 1990年代 | Comments(0)

地球遺産

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(1970年撮影。東北地方伝統の和紙の里)先日、沖ノ島の世界遺産への登録が決まった。これで日本の文化遺産と自然遺産は合計21件。どこの国も欲得ずくで、なり振りかまわぬロビー活動。その地域の文化や自然を守るというより、地元の経済効果ファーストの思いが透けて見える。イタリアや中国には、猛烈な数の登録遺産があるらしい。なかには観光バスや車の増加・大勢の見物客等々で環境が悪化、改善がなければ登録の取り消し、こんな問題になりそうな所まであるらしい。このままいけば、どれだけ世界遺産が増えるのか。ギネスブックへの登録でも世界中で互いに競っている。口先だけで「掛けがえの無い地球」なんて言う前に、いっその事地球全体を世界遺産にすればよい。そうすれば戦争も破壊も収まるのではないか。
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# by photofujii | 2017-07-29 17:55 | 1970年代~80年代

プレミアムフライデー

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一時、鳴り物入りで国が大々的に宣伝していたプレミアムフライデーが盛り上がらない。
そりゃそうだろう。
国に指図されて遊んだところで、面白くもなんともない。
そもそも予定通りに仕事を休めるのは、これを考え出した国側の人間か一部の企業の社員でしかない。
ニュースやテレビ広告でやいのやいのと急き立てたところで、踊るのは欲得ずくの食い物屋と飲み屋ぐらいか。
プレミアムというなら国が遊ぶ金を全部出すとか、参加者に豪華な土産物を配るとかすればよい。
プレミアムが泣く。
この写真は30年前の週末の夜、渋谷駅前の電話ボックスを撮ったものだ。
皆んな、せっせと飲み会やナンパの打ち合わせをしていた。
国も遊び事に野暮な口出しはしないことだ。
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# by photofujii | 2017-07-21 18:10 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

原爆の日

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8月になると又、広島と長崎に原爆の日がやってくる。
この写真は55年前、広島平和記念公園で原爆投下の日に撮ったものだ。
今月、国連で核兵器禁止条約が決められたが、日本や核保有国は不参加で条約に署名しない。
理由はあるにせよ、唯一の核被爆国である日本の不参加は、
この条約にポッカリと穴が開いたようで異常であり悲しい。
世界は日本をどう見るか。
これでは広島・長崎そして全国の戦争犠牲者は犬死に同然だ。
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# by photofujii | 2017-07-14 19:47 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

レッドライン

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トランプがアメリカ大統領になってから、レッドラインという言葉がニュースによく出てくる。
「超えてはならない一線」という意味らしい。デッドラインと同義語のようにも思える。
この頃、人間はこの一線を平気で軽々と超える。歯止めやけじめ・我慢なんて死語だ。
テレビで「ストップ詐欺被害」という番組をやっている。弱い人間から銭をむしり取ろうという了見だ。
政治も役所も企業も社会の日常まで、詐欺すれすれのところで動いている。まるで詐欺列島か。
そういえば昔、日本には「赤線」レッドラインという男の好きな場所があった。意味が違うか。
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# by photofujii | 2017-07-08 14:18 | 2017年 | Comments(0)

一強

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近頃よく使われる「一強」と同義語に「断トツ」という言葉がある。「ぶっちぎり」の強さを指す。
良い意味に使うことが多かったが、この頃はそうとばかりは云えない。
国の政治だったり、業界の力関係だったり、あるいは子供の遊び仲間での勢力図だったりと色々だ。
それぞれの世界で軋みが出て深刻な事になる。特に国の政治では困る。
このスナップショットは30年も前に撮ったものだが、まわりの乗客は我慢に耐えておとなしくしていた。
その頃は車内でよく見かけた風景だ。今でも時々目にするが、乗客同士のケンカにもなる。
世の中ギスギスして自己中心になり、ますます生きにくい日常だ。
まわりの人への想像力が少しでも働けば、もっと穏やかな日々を送れるように思えるのだが。
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# by photofujii | 2017-06-30 17:15 | 1990年代 | Comments(0)

パフォーマンスの選挙

60年近く前の選挙の時、街頭演説を聴く人達を撮ったことがある。
みんな真剣で静かに座り込みじっくり聴いている。ねじり鉢巻きで仕事の途中のような人もいる。
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数年前の衆議院選挙の時、たまたま小池都知事の選挙演説にぶつかった。
日の丸を持った支持者が大挙動員されお祭り騒ぎ。演説も主張もあったものではない。
大騒ぎで何を云っているのか聞こえないし、聴いてもいない。ただただ騒いで終わり。
パフォーマーがいてパフォーマンスでまわりが盛り上げる。
三流の田舎芝居を見ているような気がした。
選挙に限らず、日本人の日常生活は近頃一億総パフォーマンス社会。
その日その日が良ければそれで良し。そんな気がしてならない。
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# by photofujii | 2017-06-24 15:08 | 1950年代~’60年代の写真 | Comments(0)

自転車泥棒

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先日、隣りの町を歩いていると「やめて下さい・植木ドロボー」と書いた板が掲げてあった。
それで自転車ドロボーが多いというニュースを思い出した。年間46000台以上が盗まれるという。
もちろん鍵ナシが多い。
「自転車泥棒」という、第2次世界大戦直後のイタリアを舞台にした映画があった。
名監督デ・シーカの傑作だ。
そのストーリーと共に、ひとつひとつのシーンを今でも鮮明に思い出す。
不愉快な事件が続く今、植木ドロボーの看板なんか気にも留めない人が殆どだろうが、
なにやら現代社会の殺伐と味気なさを表して充分だ。
日本には昔から花ドロボーのことを「花盗人・花ぬすびと」という美しい言葉まであったのに。
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# by photofujii | 2017-06-16 16:11 | 2017年 | Comments(0)

村社会

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福島の原発事故の後、関連のニュースで「原子力村」という言葉がよく出てきた。
原子力発電所と関連業界・学者・技術者と官から民まで、およそ原子力関連で生きる人の社会を、
「村」にたとえて云ったものだ。日本株式会社と外国からも云われた。
このスナップショットは、30年以上も前に空港のロビーで撮ったサラリーマンの転勤見送りの風景だ。
日本社会はなにかの組織に属していないと生きずらいし、一丁前の人間として認められなかった。
排他的で仲間意識が強いのが「村社会」で、日本の風土は長い間それを守ってきたし、それは今も変わっていない。
人も狼も集団で生きている。
日本も社会構造が変わってきたと云われるが、一匹狼の生きずらさは少々のことでは変わらない。
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# by photofujii | 2017-06-10 15:10 | 1970年代~80年代 | Comments(0)

生きにくい

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夕暮れ時、荒川の土手を歩きながらこの情景に出会った。20年ばかり前のことだ。
遠目には落書きに見えたのだが、近かずいてからこれは単なる落書きではないと思った。
土手の上から眺めながら、この人はどんな思いでこれを書いたのだろうと考えてしまった。
あれから時代の空気はどんどん深刻になってきた。
仕事や学校での重圧やいじめ・社会の分断と、子供や若者から老人まで私も含めて多くの人が、
日々の生きにくさを感じているはずだ。
一方で我が世の春という人もいるだろうが、さてそれがいつまで続くかだ。
栄枯盛衰という言葉もあるが、今はそう単純な話しではなくなっている。
社会全体で一層の意識分断も進み、世の中どんどんギスギス・カサカサになり、
ゆとりがなくなってゆくような気がする。
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# by photofujii | 2017-06-03 18:01 | 1990年代 | Comments(0)

宅配便

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もう限界だとして、宅配便の会社が値上げに踏み切った。
ネット通販の業界や個人客の要求を次々に受け入れ、年中無休・24時間営業・当日配達、
通販側も送料無料と運ぶ方も運ばれる方も競争のあげく、
配達するドライバーが一方的に過重労働の押し付けや遣り繰りをさせられてきた。
業界も顧客も便利だから黙って見て見ぬ振りをしてきた。
最早ドライバーの労働・健康状態も限界、断末魔で経営側も逃げられなくなった。
いつでも弱い立場の人間が一方的に痛め付けられるパターンだ。
この写真は20年も前に撮った「行商のおばさん」だ。
近県から野菜や惣菜・米など入れた大きな重いカゴを背負って馴染みの家に売りにきた。
我が家にも決まったおばさんが来てくれ、母がお茶やお菓子を出して楽しそうにのんびりと長話しをしていた。
これだって産地直送の宅配便には違いない。
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# by photofujii | 2017-05-26 15:03 | 1970年代~80年代 | Comments(0)